日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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東京駅にある2か所の首相襲撃現場

日本の首都・東京。毎日20万人近くの乗客が利用しているというこの駅で、かつて一国の総理大臣が2回も襲撃されている。

 

最初は、1921年(大正10年)11月4日、第19代総理大臣だった原敬(はら たかし)。京都で開かれてる立憲政友会京都支部大会に参加しようと東京駅の改札口に向かう途中に大塚駅員だった青年に短刀で刺され即死。

場所は、現在の丸の内南口改札外の切符売り場付近。

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(当時の時代背景)米英仏日で四か国条約が締結され日英同盟が廃止される

(原首相時代の出来事)

旧制高校、旧制工業高校、旧制農業高校、旧制商業高校などを新設し高等教育機関の増設

・第1回国勢調査の実施

第一次大戦終了後に開かれたパリ講和会議で日本が国連常任理事国になる

 

 

2回目は、1930年(昭和5年)11月14日、第27代総理大臣:濱口雄幸(はまぐち おさち)首相で、岡山で行われる陸軍演習の視察に行く途中に東京駅の東海道線のホームで愛国者社員に至近距離から撃たれた。

一命は取り留めたものの、翌年にこの時のケガがもとで命を落としている。

場所は、東京駅内の中央通りから新幹線の改札に登る階段の手前。

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(当時の時代背景)1927年(昭和2年)に起きた金融恐慌で日本は長い不況の真っ最中。一方、軍拡の動きも。

(濱口首相時代の出来事)金解禁を断行、ロンドン海軍軍縮条約調印

 

 

首相官邸が出している歴代総理の写真と経歴https://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/souri/index.html

 

東京駅を普段何気なく歩いている人や利用している方も多いと思いますが、

かつて首相が襲撃されるという歴史的な出来事があった場所が同地にあるので、

そこに足を運ばれてはいかがでしょうか?