日本が生んだ世界に誇る大特撮映画ゴジラ。
そのゴジラが今、東京に出現しているというので、おっさんはゴジラを探してきました。
【目撃地① 日比谷シャンテ】
ショッピングモール「日比谷シャンテ」の前にはゴジラの像があります。これは、2016年公開の映画『シン・ゴジラ』に登場したゴジラをイメージした新しいゴジラ像です。しかし、ちょっと像の位置が上にありすぎ・・・の感があります。
<<行き方>>
JR山手線「有楽町駅」日比谷口より徒歩5分
【目撃地② 新宿歌舞伎町】
JR新宿駅東口から歩くこと5分。新宿歌舞伎町のビル街にゴジラ出現!!!
首都圏のビル群からゴジラ出現!! 実に絵になります!!
このゴジラが顔を出しているビルは、かつて新宿コマ劇場があった場所で、現在は、ホテルグレイスリー新宿になっています。
8階にはフロントがあり、エレベーターを降りてフロントに向かう廊下には、今までのゴジラ映画の全ポスターが飾られていて、非常にたまりません。
そして、フロントを抜けテラスに行くと、先ほどビルの谷間から顔を出していたゴジラを間近で見ることが出来ます。このテラスは宿泊者かテラスにある喫茶店利用者しか入れません。入室を確認する警備員もちゃんといます。ちなみにフロントの対応はとても親切で優しく丁寧で、全く文句ありません。外国人対応も万全です。
ゴジラのプレートも。ゴジラ第1作で国会議事堂を破壊する名シーンより。
さらに、なんとこのホテルには「ゴジラルーム」や部屋の窓からゴジラを眺めることが出来る「ゴジラビュールーム」なるものがあります。
ただし!!。。。
いずれの部屋もお値段が平日4万9800円、休日前5万9800円となかなかの価格です。(2019年5月の場合)、ゴジラビュールームは、変動相場制だそうです。
(関連のHP)
<<行き方>>
JR新宿駅東口から歌舞伎町方面に徒歩5分程度
住所:新宿区歌舞伎町1-19-1
ホテルグレイスリー新宿 03-6833-1111
【ゴジラの時代背景】
ゴジラが制作されたのは1954年、昭和29年。当時は、広島・長崎に原爆が投下されてまだ10年も経過してなく、また太平洋のビキニ環礁では米軍が何度も核実験を繰り返していた時期。
ちょうど映画が公開された年の3月には、マーシャル諸島近海で漁をしていた第五福竜丸が、アメリカのビキニ環礁での水爆実験に巻き込まれ乗組員が被曝している。
吉田茂内閣の時代で、世界最高の美女といわれたマリリンモンローが来日。
前年にテレビがNHKと日本テレビが開局。しかし、テレビは大変高価で庶民は買うことが出来ず街頭テレビに群がり、プロレス、ボクシング、野球に熱狂していました。庶民の娯楽はラジオと映画。そういう時代でした。
そういう社会背景の中で作られた映画が、「ゴジラ」。当時のポスターには「水爆大怪獣映画」と書かれていました。
ゴジラは、第一作が大人気となり、その後、海外でも上映され、これまた大人気。
ゴジラは何度も作られ「昭和ゴジラシリーズ」「平成ゴジラシリーズ」「ミレニアムシリーズ」と続き 去年2018年までに32作作られています。海外にも輸出され、その特撮技術は高く評価され、色々な映画のお手本になったといいます。
おっさんの子供の頃は、周りではゴジラが大人気で、夏休みや冬休みになると「東宝チャンピオンまつり」と称してゴジラ映画のほか何本かの映画を一挙に上映していて、よく放課後の校門で映画の割引券を配っていたのを思い出します。
そして、おっさんは小学生の頃、家族に連れられて何度も東宝にゴジラを見に行きました。
今回紹介した2箇所のゴジラは、いずれも都内の中心地にあり、しかも駅から歩いていける距離なので、時間が出来たとき、あるいは上京したときに時間的余裕が出来ましたら、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?インスタ映えにも話の種になりますよ。