日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

MENU

阿佐ヶ谷神明宮 ~日本唯一の「八難除」~

 

 色々と物事がうまくいかなくて悩んでいる皆さん!!おっさんもその一人です。

このたび日本で唯一「八難除(はちなんよけ)」という厄払いをしてくれる阿佐ヶ谷神明宮(しんめいぐう)に行ってきました。f:id:reiwa00502:20190519233544p:plain

 

  JR阿佐ヶ谷駅から歩いて2分のところにある阿佐ヶ谷 神明宮(あさがや しんめいぐう)。駅近くという好立地なのに、緑豊かで実に静かでした。

f:id:reiwa00502:20190519233647p:plain

 天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭るこの地は、杉並区教育委員会平成23年7月に作成した看板によると、建久年間(1190~1198)に伊勢神宮を参拝した土豪の横井兵部が神の霊示を受けて、霊石を持ち帰り神明宮に安置したといいます。

  この「神明宮」は、最近では、若い女の子を中心に、「神(かん)むすび」という可愛いブレスレット型のお守りで有名だそうです。f:id:reiwa00502:20190519234243p:plain

 実に落ち着いた雰囲気です。

 

 

能楽殿)

 鳥居をくぐると参道の右手に、立派な「能楽殿」があります。ここで結婚式やアーチストのライブが行われるということです。

f:id:reiwa00502:20190519234348p:plain

おっさんが訪れた日は大安吉日でちょうど結婚式が行われていました。

 

 

(天神社)

能楽殿」の向かい側には、「天神社(北野神社)」があり、学問の神様:菅原道真を祭っています。

f:id:reiwa00502:20190519235124p:plain

 ここには鳥居がありませんが、その代わりに入り口に五角形のものがあります。五角形=ごかく=合格 ということでしょう。

 

 

(夫婦けやき)

「天神社」をさらに進んでいきますと手前に見える大きな木が「夫婦けやき」です。

f:id:reiwa00502:20190519234616p:plain

 元々は、2本の木でしたが、成長するにつれ、寄り添って1本の木となったのでしょうか?良縁や夫婦円満に効力があるそうで、おっさんもこの木の幹に手をあてて祈願しました。

f:id:reiwa00502:20190519234644p:plain

 

 

 

(八難除)

 この神社内には、たくさんの幟が掲げられています。そこには「八難除」の文字が書かれています。

f:id:reiwa00502:20190519234718p:plain

 「八難除(はちなんよけ)」と読み、これは災難を取り除く祈祷で、ここでの厄除け祈祷は、結婚・仕事、人生の厄年や八方塞がりなどに対応するそうです。「唯一」と記されているとおり、「八難除」を行なっているのは、全国でここだけということです。

 

 

【拝殿】

実に立派です。

f:id:reiwa00502:20190520000519p:plain

 

(「戦役祈念」の碑文)

また、境内の片隅にはこのようなものがひっそりと。。

f:id:reiwa00502:20190519234803p:plain

 HPで調べても今のところ、この石碑に関しては、何も書かれた記述が見あらたりませんが、おっさんは、「明治27.8年、37.8年」と彫られていることから、これは日清戦争日露戦争に従軍した人の記念石碑だと推測。当時、出征し戦地に赴くときは、神社で壮行会を盛大に行ったと推測されます。

 

 

(9月の例大祭

 毎年9月には、例大祭が行われ、伊勢神宮から奉納された御神宝を乗せた牛車の行列が阿佐ヶ谷の町を練り歩くそうです。21世紀、しかも「令和」の時代に牛車の実物を見ることが出来るとはいいですね。

 

阿佐ヶ谷駅からすごく近いのに静かで厳かなこの阿佐ヶ谷神明宮。緑に囲まれオゾンも出ているようですし、パワースポットでもあります。ここに来ると気持ちがシャンとしたおっさんでした。

 

 

<<阿佐ヶ谷神明宮の行きかた>>

JR阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分以内

住所:杉並区阿佐谷北1丁目1−25−5

公式HP