日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!

まだまだ、このままじゃ終わらんぜ!何をしたらいいかわからんが、まずは各地を色々歩いていくぜ!!

おっさんは楽天トラベルを愛用し旅行に行ってます!

函館要塞

津軽海峡を守る函館要塞(のちの津軽要塞)に

      おっさんが、乗り込んできたぜええ!!

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 明治時代に西洋技術を導入し列強に追いつこうと動いていた日本は、日清戦争で勝利した後、遼東半島を獲得しましたが、直後に遼東半島を清国に返還せよとの三国干渉を受け、「臥薪嘗胆」を合言葉に国力増強に努めていました。

そして日本はロシア帝国を仮想敵国に来るべき戦争に備え準備をしていました。

 当時、不凍港を持っていなかったロシア帝国は南下政策をとっていて、その守りのために造られた要塞の1つが、今回の函館要塞です。

 

 ※ちなみに、おっさんは中学の歴史の時間に面白いことを発見しました。

日清戦争が1894年、日露戦争が1904年、第一次大戦が1914年といずれも10年おきに戦争が起きているんです。

 

(函館要塞)

 四季を通じて多くの観光客が訪れる函館山のロープウェイ。函館要塞はその函館山にありました。しかし、軍事施設ということで戦前まで長らく一般人の立ち入りは禁止されていて入れませんでした。

 1898年(明治31年)に函館要塞の砲台の建設が始まり、4年かけて函館山に4つの砲台堡塁が完成しました。

函館ロープウエィ乗り場から駐車場を抜けて10分くらい歩いていくと御殿山第二砲台跡があります。ちなみに御殿山第一砲台はロープウェイの下あたりにあったそうですが、現在は危険防止のため立ち入り禁止になっています。

 

 1901年(明治34年)に津軽海峡に侵入した敵艦隊を砲撃するために28センチ榴弾砲が6門設置されました。しかし、一度も使用されていません。

日露戦争203高地戦および旅順港攻撃では、日本から持って行った28㎝榴弾砲が使われ活躍しています。

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上記写真の円形部分に砲台がありました。

 

(指令室跡)

 さて、この砲台跡地はロープウェイから近いのですが、さらに山奥に指令室があるというので、おっさんは行ってみました。

 山道を歩き高台を目指しますが、なかなか見当がつきません。とにかく一番高いところを目指し歩いていくと・・・・、草むらの中に突如、現れました!!

1905年(明治38年)に完成した「千畳敷戦闘指令所」です。

 案内板も看板もなにもなく、むき出しで、函館山全体を見渡す円形の観測所、作戦指令室,電話室跡などが、今もその名残を留めています。

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上に登ると津軽海峡が見下ろせる

 

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階段を降りると、上は津軽海峡を見下ろせる観測所、下は作戦室

 

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中には自由に入れます。レンガ造りが当時の雰囲気を醸し出しています。

実際に入ってみるとひんやりして不思議な感覚です。

 

 

 函館要塞が完成した後に日露戦争が起き、函館要塞にも兵士が動員されます。

実は、日露戦争の最中に、ロシア帝国ウラジオストック艦隊の巡洋艦がここを通過しているんです。コースは日本海から津軽海峡に入り太平洋側に出た後、また津軽海峡を通過し戻っているんです。戦闘をしている国が領海内に入り津軽海峡を往復する挑発行為です。しかし、函館要塞からは、砲台の射程距離が短すぎて1発も発射できませんでした。。

 

 その後、大正時代になると、函館要塞は、津軽要塞が造られ吸収統合されます。

 

 「函館要塞」は、このように当時の姿がむき出しで残って、しかも自由に入ることができます。おっさんは、函館山の山道を延々と歩き、この地に立ち、当時の事を想像すると、「この函館山に建設材料を運ぶのは大変だっただろうなあ」とか「建設に従事した兵隊さんの中には辛い思いや理不尽な事をされた人がいたんじゃないか」と考えました。

 

 明治時代の軍事要塞で自由に入れる場所は少ないので、函館観光に来た際には、時間があれば立ち寄ることを

お勧めします!!

 

 

※注意事項:この千畳敷戦闘指令室は、ロープウェイ乗り場からは遠く、山道を40分くらい歩いた場所にありますが非常にわかりにくいです。道に迷う可能性が高いので、時間的余裕を持って行動してください。

また、山道なので夏はアブや蚊、マムシが出る恐れがありますので、長袖、長ズボンをおすすめします。

さらに立ち入り禁止地区もたくさんありますので絶対に入らないでください。

 

 

<<函館要塞への行き方>>

函館ロープウェイ乗り場から徒歩10分で、まず御殿山第2砲台跡地。

千畳敷戦闘指令室は、さらに山道を40分程度歩く。

住所:北海道函館市柳町

 

HP

函館市公式観光情報 「はこぶら」  

   https://www.hakobura.jp/db/db-view/2011/03/post-36.html

   https://www.hakobura.jp/deep/2015/06/post-274.html