戦国時代、「国盗り」の舞台になった稲葉山城に
おっさん見参!!
おっさんは、小学生のころ、ある1冊の本と出合いました。
美濃の油売りから大名になった斎藤道三、そしてその娘婿の織田信長を中心に戦国時代を描いたもので、ストーリー展開が面白く一気に読み終えました。
その本に登場し、斎藤道三と織田信長の活躍の舞台となったのが、岐阜市にある山城・稲葉山城(岐阜城)。
おっさん的には岐阜城というより「稲葉山城」というのがピンときますので,
ここでは稲葉山城で書かせてもらいます。
稲葉山城の歴史を簡単に書くと、こうなります。
- 1539年(天文8年)斎藤道三が稲葉山山頂に城作りを始める。
- 1567年(永禄10年) 33歳の織田信長が、稲葉山城下を攻め落とし、本拠地とする。同時に名を「岐阜」と改め岐阜城になる。以後、ここを根城に滋賀県の安土城に移るまでの約8年間、ここ岐阜を拠点にして天下統一を目指します。
城の造りや用途は時代によって変わっています。
この稲葉山城のように戦国時代に作られた城は、「戦闘」を想定していて、攻めにくいように山の上に作られた「山城」です。高い山に築かれているお城の上から、攻めてくる敵を見下ろし、その動きを把握して攻撃したり、城内には籠城の時に食料となる銀杏や松などを植えていました。
稲葉山城を地上からではこう見えます。おっさんの手のひらにあるのが稲葉山城です。
一方、戦国の世が終わり、世の中が落ち着くとお城は、戦闘用ではなく行政の中心の役割を持つようになります。そのため平地で交通の便がいい街の中心部に作られた「平城(ひらじろ)」になります。
(稲葉山城にいざ ゆかん!!)
稲葉山城には、岐阜公園内にある山麓駅から「ぎふ金華山ロープウェー」に乗れば、山頂駅まで約3分。そこから山道を歩くと稲葉山城につきます。ロープウェーは15分おきに出ていますが観光客で満杯です。
あるいは、山城を体験するため登るという方法もあります。金華山には登山口が5ヶ所あり、どのルートも1時間ほどで山頂まで登ることができます。
標高329メートルの金華山にそびえる城の最上階からは、鵜飼で有名な清流長良川が
市内を流れる姿が一望できます。なかなかいいもんです。
斎藤道三や織田信長も同じような景色を見たのかなあと感慨深く感じます。
すぐ近くには、「岐阜城資料館」もあり、戦国時代に使われていた鎧兜や武具などが展示されています。
あやかって「天下人になりたい!!」と意気込んだ
おっさんでした。
これからの人生も有意義になるよう頑張りますよ!!
あるいは市内ループ線左回りで「岐阜公園」か「歴史博物館前」下車。
所要時間15分で料金210円。
ここから徒歩5分以内で岐阜公園に行き、ここから金華山ロープウェイーにのり
山頂まで行き、その後、徒歩10分程度で岐阜城へ。
入場料岐阜城資料館と共通の入場料金 16歳以上200円 16歳未満100円
詳細は、公式HP https://www.city.gifu.lg.jp/3537.htmでご確認下さい。