以前、ブログで、味千ラーメンを紹介しましたが、おっさんに紹介してくれた友人が
「おっさん、熊本ラーメンなら、東京で桂花ラーメンも食べてよ」と言うのでチャンスを狙っていました。
【味千ラーメンについて書いたブログ】
そして、渋谷に行く機会がありましたので、桂花ラーメン渋谷センター街店に
行ってきました。
いつ行っても人が多い渋谷センター街は、JR渋谷駅からスクランブル交差点を渡ると
すぐです。
センター街に入り、少し歩くと左側に 中国語で書かれた「桂花」の黄色い看板があります。ここを左に入ります。
中国語の看板を間単に訳しますと
「1955年に開業。東京で一番歴史がある老舗の豚骨ラーメン館」(訳:おっさん)
この看板があるということは、中国人観光客にも人気なのでしょうか・・。
今回、おっさんが注文したのは、「太肉麺(ターローメン)」。
「桂花」は、半世紀以上も前の1968年(昭和43年)に熊本ラーメンとして初めて東京に進出して「新宿末広店」を開店しました。
その時、東京進出記念メニューとして開発し、登場したのがこの「太肉麺(ターローメン)」です。
白濁の豚骨スープにマー油(焦がしニンニク油)を加えて豚骨の匂いを消したスープと太くて固めのストレート麺。これがよく合います。
スープはおっさん的にはストライク!!ですね。濃さもしつこくない。
熊本ラーメンの特徴ともいえる焦がしたニンニク油の「マー油」は桂花が開発したと言われています。 このスープは実にいい味です。
その上に大きな角煮や生キャベツ、茎ワカメ、煮卵が載っています。
生キャベツが、麺やスープと相性がいいんですよ。
生キャベツのシャキシャキ感がなんともいえません。
このラーメンは、大きな角煮がポイント。
太い肉の『太肉』を中国読みにして『ターロー』と呼んでいます。
この肉が、ジューシーで、しかも柔らかくておいしい!!ボリュームもいいです。
店内は清潔で、カウンターはこんな感じです。
熊本ラーメンと言うことで、クマモンも来たそうです。
桂花では、お水の代わりにプーアール茶(左)が出されます。これもおいしいです。
(値段が高いのは、どうにかならないのかなあ)
1つだけ苦言を呈すと、価格が高いことです。
おっさんが食べた「太肉麺(ターローメン)」は1000円でした。
渋谷という立地条件を考えても、ラーメン1杯に1000円は、いかがなものか。
ラーメンが1000円ですよ。コレはキツイ。
他の商品もやはり高いです。この価格だと週に何度も通うのはお財布的に無理です。
どうにかならないでしょうか。
(経営破綻からの復活)
桂花は、ラーメンの競争激化、家賃が高い首都圏での店舗拡大路線などが原因で2010年(平成22年)11月に12億6000万円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請し経営破綻をしています。
確かに以前、倒産前に新宿店で食べたときに「あれっ、味が落ちた??」と感じたことがありました。
店舗を拡大しつつも、味にうるさく敏感な人が多い中で、品質を確保しながら勝負していくのは大変なことだと思います。
今は、かつて「桂花」で一緒に働いていて、今は独立し同じ熊本ラーメンの味千ラーメンを経営している会社の支援を受けて復活しました。
今回食べてみて、「桂花」の味も、おっさん的にはストライクです。
(通販でお取り寄せも可能)
「桂花」は、東京と熊本でしか展開をしていません。
でも、現在は通販というものがあります。
桂花ラーメンを食べたいなあという方は、通販でお取り寄せください。
JR渋谷駅ハチ公口からセンター街に入り徒歩3分程度
住所:東京都渋谷区宇田川町27-1
電話03-3462-5231
【営業時間】年中無休
【月~土】11:00~23:00(L.O.) 【日】11:00~22:30(L.O.)
【桂花ラーメン公式HP】