東京駅周辺を散策していた時に、
オフィスビル街の谷間にポツンと小さな神社を発見!
この神社があるのは、
東京駅から歩いて10分程度の距離、まさに東京のど真ん中です。
気になったので近くで見ると朱色の神社本当にビルの谷間にありました。
「伏見稲荷神社」です。
(オフィス街の谷間にひっそりとある小さな神社)
この伏見稲荷神社に行くには、外堀通りで有楽町から東京に向かって右側を歩き、
高速道路を超え、商工中金の手前を右に曲がって少し歩きます。
すると、右手側にポツンと朱色の鳥居が見えます。
銀座や東京駅に近い大都会の中心部にあり、周りは高いビルが多く、神社はその谷間に
ひっそりとあります。なんか可愛いですね。
江戸時代の文政年間(1818年~1830年)の創建の、商売繁盛、五穀豊穣を祈る神社のようです。
ここは京都の伏見稲荷神社の末社で、鳥居の額には「正一位伏見稲荷神社」「昭和二十五年二月吉日」とあります。
八重洲2丁目南町会により建てられた、八重洲地区と京橋地区の鎮守の神社のようです。
まだ江戸の時代、東京駅周辺が大開発される前から、ずっとこの地で地域を守り見つめてきたのでしょうか?
(八重洲の由来)
八重洲(やえす)は東京駅の東側一帯の地名ですが、この地名は江戸時代初期に日本にやってきて徳川家康に当時の国際情勢を伝えたり、通訳として活躍したヤン・ヨーステンに由来します。
徳川家康がヤン・ヨーステンに与えた屋敷周辺が「やよす河岸」と呼ばれていました。
それが「やよす」→「やえす」に変換したんでしょう。
ただし、現代とは違い「八重洲」はもともとは東京駅の「西側」にあった地名でした。
今回、歩いている途中に偶然発見した小さな神社。
大都会の真ん中にひっそりとある、
朱色の鳥居が目立つ小さな神社ですが、
地元に愛されてきたのではないかと推測します。
なんか妙に気になった小さな神社でした。
銀座一丁目駅3出口から徒歩約1分
JR東京駅 八重洲口から徒歩約10分