日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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ロボットカフェ

 


 


コレは実に素晴らしい技術です!!

おっさん、ロボットカフェを見学!!

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大手町の「3×3 Lab Future」サロン内特設スペースで

ロボットが接客する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β2.0」が23日まで、期間限定で

テスト営業しています。

前々からこのロボットカフェには興味があったので、おっさんは見てきました。

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 f:id:reiwa00502:20191018180821p:plainカフェのメニューは、オレンジジュース、ホットとアイスのコーヒーなど。

当日券はドリンク付きで1人2000円です。

2000円!!と驚く方も多いと思いますが、入場料と技術開発支援費用分のクラウドファンディングも含んでいます。

おっさんが訪れた時、会場は満席でした。

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     【おっさんの後ろで働く3台のロボット】

このカフェは、重度の障碍者や病気などが原因で外出が困難な人が、自分の周辺で、

パソコンなどを動かすることで、Wi-Fiを使ってお店にいるロボットを遠隔操作し、

客の案内やオーダー、配膳といった接客作業を行います。

お店と操作をする人は映像でも繋がっているので、操作をする人はお店の様子をリアルに知ることが出来ます。

つまり、ロボットが自分の分身になるんです。

だから正式名称が「分身ロボットカフェ」なんです。

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席に座ると、ロボットが席にやってきてオーダーを聞き、その後、席までドリンクを

持ってきてくれます。

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(人間の形をしたロボット)

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ロボットは子供くらいの背の高さです。

 ロボットの顔は、丸い目玉だけで口がありません。

これはロボットを見ている人の感情がそのままロボットに反映するように考えた結果、このようにしたそうです。

そう言えば、キティちゃんも同じように口がなかったですよね。

胸には、ロボットを遠隔操作している人の顔写真が掲載されています。

言葉が喋れる人は自分の言葉で、喋れない人は機械音声で客と会話をします。

 

ロボットが移動するのは、地面にある黒い線の部分。

どこでも自由に移動できるのではないようです。

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今回は、ロボットがコップを挟んで運ぶことが初めて披露されました。

これは、遠隔操作する人がマウスを使い、つかむという動作を指示したそうです。

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実は、ロボットカフェは今回は2回目。

第1回は、去年11月にテスト的にオープンをして約1000人が来場しました。

前回は、話すことが困難で、眼球しか動かすことができないALS患者も参加し、自宅のベッドの上から眼球の動きだけで意思を伝達し、遠隔操作を行い、カフェ店内での案内や合成音声を使った接客をしました。

 

 前回のテスト運営結果をもとに検証し、2回目となる今回は30人がロボット操作を担当し、注文係、給仕係、ホールマネジャーなど役割を細分化させたそうです。

中にはオーストラリアからロボットを操作する人もいるとのことです。

この方は健常者ですが、肉体的な障害だけでなく「やりたいことがあっても距離的な問題がありそれができない」という距離的な障害も、このロボットを使うことでクリアーする目的から今回初登場です。

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また、資金面でも今回、クラウドファンディングで1000万円以上集めたといいます。f:id:reiwa00502:20191018173330p:plain

 

(もっともっと多くの人に知ってもらいたい)

実際にカフェに足を運んだ、おっさんの感想ですが、

ロボットが接客するのはSFの世界みたいで楽しい。子供などは喜ぶのでは??

また、障害者や病気で動くことが困難な人など、普段は部屋や病院にいることを

余儀なくされる方に働く機会を与えるチャンスとなるので非常によろしい取り組みだと思います。

そしてもっともっと多くの人・企業に知ってもらいたいと思います。

 

 (体験コーナーも)

 会場では、ここのカフェで実際にロボットを操作する、身体が不自由な人が利用している「目の動きだけで文字を読み取り文章を作るシステム」の体験もできます。

おっさんもやってみました。

パソコンの画面に文字盤が映し出されるので、目で使いたい文字を凝視しますと

その文字を認識し拾ってくれます。

それを繰り返すことで文字がつながり言葉になります。

できた言葉を音声化することも簡単にできます。

これはすべて、眼球の動きだけでできます。

初体験のおっさんですが、簡単に文章を作ることができました。

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 このシステムがどんどん普及すれば、これまで身体が動かず会話ができなかった人も、このシステムを使うことで表現やコミュニケーションが可能となり、世界が広がります。

是非普及してほしいもんです。

 

(開発したのはオリイ研究所)

 このロボットを開発したのは、東京都港区にあるロボット開発ベンチャーのオリイ

研究所。この分野では非常に有名であり最先端を走っている企業です。

最高経営責任者(CEO)の吉藤健太朗さんは「今回の試験運用で課題を見つけて克服し、来年は常設のロボットカフェを実現したい」と話していました。期待しますよ!!

 

(機会があれば、是非足を運んでください)

 クラウドファンディングでの「体験チケット」販売は終了していますが、空席が出たときには、朝10時から当日券を店頭販売しています。当日券はドリンク付きで1人2000円です。

見学ゾーンもあり、ここは入場無料、予約不要で、ロボットが実際にどのように動いているのかを見学できます。

障害者の雇用拡大の可能性を秘めたこのロボットカフェ、

是非機会があれば足を運んで見てください。

おっさんは全面的に応援します。

このように夢がある、しかも遠い未来ではなく実現がそこまで来ている話は

とても大好きです!!

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<<基礎情報>>

「分身ロボットカフェ DAWN ver.β2.0」

【期間】2019年10月7日(月)~23日(水)

【時間】11〜17時(①11時〜、②12時〜、③13時〜、④15時〜、⑤16時〜)

※各回50分の入れ替え制

【定休日】19日(土)、20日(日)

【料金】当日券:1名2000円(ドリンク付き)

【会場】「3×3 Lab Future」サロン内特設スペース

(東京都千代田区丸の内2-6-1 大手門タワー・JXビル1F)

 

 

<<分身ロボットカフェへの行き方>>

大手町駅徒歩 (C10出口より)徒歩2分

住所:東京都千代田区丸の内2-6-1 大手門タワー・JXビル1F

 

【分身ロボットカフェのHP】

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