日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

MENU

杉並区天沼 天沼八幡宮

 


東京都杉並区天沼。JR中央線の荻窪駅北口から7分くらい歩くと見えてくるのが、

天沼八幡神宮。

f:id:reiwa00502:20190925194545p:plain

歴史は古く、400年以上も前の戦国時代の天正年間(1573-1591)に、当時天沼村中谷と

呼んでいたこの地に「八幡社」として創建され、武運の神として信仰されていました。

創建以後、天沼村の鎮守として古くから地域に親しまれてきました。

 

社号が「八幡神社」ということから、この神社は、武運の神である八幡神を御祭神と

する八幡系の神社で、大分県宇佐市にある宇佐神宮が総本社です。

 

一の鳥居をくぐると、石段の右側に「明治四十一年」と刻まれた石が。。。

f:id:reiwa00502:20190925195120p:plain

「明治四十一年」は、1980年。ロンドン五輪が開かれた年です。

また、中国を統治していた清で宣統帝溥儀が2歳で皇帝に即位した年でもあります。

 

 境内には木々が生い茂っています。

境内は神聖な場所ということで、古くから樹木の伐採が禁じられていたからです。f:id:reiwa00502:20190925194803p:plain

朱色に彩られた二の鳥居は、 1986年(昭和61年)、創建四百年祭をおこなった年に

建立されました。

その右側には、「お百度石」があります。

f:id:reiwa00502:20190925201722p:plain

 

f:id:reiwa00502:20190925201758p:plain

願い事を神様に願うときに使う「お百度参り」では、この「お百度石」を起点として

本堂まで100回お参りします。

そして、願いがかなったら、今度は、お礼として「千度参り」で返します。

百度参って、千度で返す」これがお百度参りの基本です。

この天沼八幡神社では、いったいどんな「お百度参り」があったんでしょうか?

 

 本殿は白と緑で厳かな雰囲気を出しています。 造りは立派です。

f:id:reiwa00502:20190925202554p:plain

御覧のようにがっしりとした造りです。

 

 

 境内には、井戸がありました。

震災などの災害時に無料で水を供給するのでしょうか?

f:id:reiwa00502:20190925202431p:plain

 f:id:reiwa00502:20190925202510p:plain

 

 

(年中行事)

 天沼八幡宮では、毎年、11月の酉の日には「酉の市」が開催され、開運熊手守・福枡等などが販売されます。

  また、半年間の罪穢を祓う「大祓式」もあります。 6月30日は「夏越しの大祓式」で、氏子の方が茅の輪くぐり」をします。大みそかの12月31日は「年越しの大祓式」があり、社殿に参列し、一年の締め括りを行います。

 

 

天沼八幡宮は、小さな神社ですが、長年周囲の人から愛され守られてきたこの神社の

境内に立つと心が落ち着いた おっさんでした。

 

 <<天沼八幡宮への行き方>>

最寄駅:JR中央線 荻窪駅西荻窪駅徒歩7分

所在地:東京都杉並区天沼2-18-5
f:id:reiwa00502:20190925202246p:plain