11月13日は、1933年に、
世界で初めてネッシーの写真が撮影され
発表された日です。
上記の写真が、世界で初めて撮影されたネッシーの写真と言われるものです。
(1933年の撮影発表なので著作権は切れています)
ネッシーは、イギリスのスコットランド北部インパネス地方にあるネス湖に棲む、世界で最も有名な未確認動物です。
もともと、ネス湖には昔から何か巨大な生物がいると言われていました。
そのネス湖周辺では、1933年に道路が整備され、交通の便が良くなり交通量も増えました。
この年の5月に、湖畔でホテルを経営するマッケイ夫妻が湖岸を歩いている時に、湖に黒い物体を見たという目撃談が新聞で報道されました。
そして11月13日には、会社員のヒュー・グレイが最初にネッシーを撮影した写真を公表しました。これがネッシーを撮影した最初の写真ということです。
その写真が、これです。
おっさんには、ボケていて何の写真かよくわかりません。
ヒュー・グレイが湖畔を歩いていた時に撮影したもので、彼は以前もネッシーを目撃したことがあり、カメラを持って構えていたそうです。
いきなり何の心の準備もないうちに、目の前に巨大怪獣のようなネッシーが現れたら、焦ってしまい、案外、このようにブレた写真になるような気がします。
(1933年に新聞で発表された写真なので著作権は切れています。)
上記のグレイが撮影したネッシーの写真は、翌日にスコットランドの「デイリー・レコード」とロンドンの「デイリー・スケッチ」の2社に掲載されたそうです。
この写真は、写真会社のコダックから「加工した形跡が見られない」とお墨付きをもらいました。
その後、現代に至るまで、いくつかのネス湖の怪物の記録が残っています。
ネッシーの写真として有名なのが「外科が撮影した写真」です。
これは、翌年の1934年4月に撮影されました。
(1934年に発表された写真なので著作権は切れています。)
イギリスの新聞・デイリーメイルに載ったもので
「外科医が撮影したモンスター」と書かれています。
しかし、この写真は、1993年にフェイクだったことを告白し、翌1994年に報道されました。
おっさんは、このニュースを聞いて大衝撃を受けました!!
「あれはウソだったのかああああ」
でも、この写真は、数あるネッシーの写真の1つであり、これが偽物だからと言って、今まで公表されたすべてのネッシーの写真が偽物、さらにネッシーの存在を否定するものではありません。
(ネッシー)
ネッシーは正式には、ロッホ・ネス・モンスター(Loch Ness Monster)といい、ひし形のヒレを持つネス湖の怪獣という意味のネッシテラス・ロンポプリテウス(Nessiteras rhom-bopteryx)という学名までついているそうです。
おいおい未確認生物なのに学名まであるのかい!!
ネッシーはジュラ期の海生爬虫類、プレシオザウルスの生き残りかという説があり、
もし恐竜の生き残りが現代も生息しているのならばとてもロマンがある話です。
しかし、実際にネッシーを見たら怖いでしょうねえ。
(ネッシー棲息の可能性)
数年前にNHKのBSでネッシーに関する番組を放送していました。
NHKがネッシーを取り上げるというのも珍しいのですが、その番組をおっさんは見ていました。
番組では、ネッシーが生息するにはエサ、しかも大量のエサが必要です。しかしネス湖の大きさとプランクトンや魚の生息数から判断すると、必要なエサの量が不足してい。しかしるそうです。
そのため、ネス湖は、「ネッシーのような大型生物が生息できる環境ではない」ということでした。
ネッシー棲息の可能性は限りなく0に近いです。
(技術や環境が発達したにもかかわらず・・・)
最近は、ネッシーの話題を耳にしませんねえ。
おっさんが子供の頃、特に1970年代は、ネッシーの写真撮影に成功とか、映像に収めたとかよく耳にしていましたが。。。
21世紀・令和の今は、ネッシーの写真が多く撮影された20世紀に比べると、ほとんどの人が携帯カメラを持って当時以上に簡単に写真撮影ができる環境になっています。
さらに写真の技術も向上しています。
そのため、ネッシーに遭遇した場合に、その姿を撮影しやすい条件が以前よりも整っています。
そう考えるとネッシーの映像や写真があちこちで出てきてもおかしくないのですが
最近はネッシーの写真・動画を撮影したという話を聞きません。
また、最近は3DやらAIやらも導入されて調査技術も格段に進化しているはずですが、ネッシーが発見されたというニュースは出ていません。
しかし、おっさんは、思うんです。
謎のままにしておいたほうが夢があっていいかなあと。
・・・というわけで、11月13日は、1933年に世界で初めてネッシーの写真が公開された日でした。