安倍総理 在任期間 歴代最長に!
現在の首相は安倍晋三ですが、2020年(令和元年)11月20日に
この安倍総理大臣の在任期間が史上最長となりました。
2019年(令和元年)11月23日現在、日本の首相は、初代の伊藤博文から始まり、
現在の第98代内閣総理大臣安倍晋三まで57人が経験しています。
現在の安倍首相は、11月20日で、在任期間が、第1次政権と合わせて通算2887日となり、桂太郎を抜いて憲政史上最長となりました。
その記録は、今も更新です。
【2位の桂太郎はどんな人??】
1901年(明治34年)、内閣総理大臣に就任、翌年、日英同盟締結。
1905年(明治37年)には、日本が日露戦争で勝利。ポーツマス条約でのその賠償内容に不満を持った民衆が起こした日比谷焼き討ち事件に遭遇。
その後は、西園寺公望と交代で首相を務め、「桂園時代」を築きました。
第二次内閣の時は1910年に韓国併合のほか、関税自主権の回復による不平等条約の改正を成し遂げました。
その後3度目の内閣総理大臣も担当し、1913年(大正2年)2月20日に辞任するまでの
内閣総理大臣の通算在職日数は2,886日です。
ニコニコ笑って肩をポンと叩き、政治家や財界人を手なずけるのが上手だったので、「ニコポン宰相」と呼ばれていました。
ちょうど日本が、日露戦争に挑む準備を始め、それに勝利し、さらに朝鮮半島も併合
するなど国力をつけていった時代になります。
<首相官邸のHP:第一次桂内閣>
<首相官邸のHP:第二次桂内閣>
<首相官邸のHP:第三次桂内閣>
それでは逆に一番、在任期間が短い首相は。。。
【最短命首相】
歴代最短は、第43代内閣総理大臣東久邇宮 稔彦王(ひがしくにのみや なるひこおう)で、歴代内閣在任最短期間の54日(在任1945年8月17日〜1945年10月9日)。
この方は、歴代唯一の皇族首相でもあります。
そのほか首相在任中に命を落とした首相も5人います。
【在任中に死亡した首相】
・犬養毅……海軍の若手将校によって襲撃され総理公邸で暗殺。(5・15事件)
・原敬……東京駅で刺殺され即死。
・加藤友三郎……大腸がんで、自宅で死亡。
・大平正芳・・・・総選挙の遊説中に過労と不整脈で虎の門病院に緊急入院し、その後、心筋梗塞と不整脈で死亡。
【在任中に死亡と言われたが、亡ってはいなかった首相】
そのほか
【1年間で4人の首相が交代】
1945年(昭和20年)は太平洋戦争の終戦を迎えた年ですが、この年はわずか1年で
首相が4人も交代しています。
【2006年(平成18年)から2012年(平成24年)までは
毎年首相が交代】
【首相官邸HP】
(総理に関する本)