都内で一番古い木造駅舎のJR原宿駅が
来年・2020年に解体されます!!
JR原宿駅。。東京都渋谷区神宮前一丁目にあり、新宿と渋谷という2大繁華街の間にある駅です。
原宿駅は、明治神宮、竹下通りの最寄りの駅でもあるため、外国人を含めた観光客が
多く訪れています。特に週末は歩くのも大変なくらいです。
毎日7万人を超える利用者があるそうで、代々木公園で催しがあるとき、NHKホールや代々木体育館でコンサートやイベントがあるときには、多くの人でごった返します。
その原宿駅が、来年2020年(令和2年)夏に開催される東京オリンピック・パラリンピック終了後に解体することになりました。
(大正時代に造られた原宿駅の駅舎)
JR原宿駅の駅舎は、1924年(大正13年)に建てられた木造平屋・一部二階建ての駅舎で、当時はおしゃれなイギリス風木造建築物でした。
この駅舎は、鉄道省の技師だった長谷川馨の設計です。
木の暖かさと落ちついた雰囲気を感じます。
(駅舎ができたころ)
駅舎ができる前年の1923年(大正12年)には、関東大震災が起きて東京は壊滅的打撃を受けました。
この駅舎ができた1924年(大正13年)当時は、原宿駅周辺は田園地帯でした。
すでに、明治神宮ができていて、現在の代々木公園には代々木練兵場がありました。
【明治神宮について書いたブログ】
【代々木公園について書いたブログ】
さらに、原宿駅の1964年(昭和39年)の東京五輪を記念して造られた五輪橋も
すぐ近くにあります。
(原宿駅の駅舎は、いい雰囲気です)
おっさんはこの原宿駅が好きです。木造の雰囲気がいいですね。
尖塔付きの屋根に白い外壁という、英国調のデザインがいい味を出しています。
(新原宿駅来年開業予定)
今、原宿駅では工事が行われています。
来年の2020年(令和2年)3月21日に、新しい駅舎の利用開始を予定しています。
工事予定表には、完成予想図が張ってありました。
歴史と風情がある原宿駅の駅舎がなくなるのは、
おっさん的には非常に淋しいですねえ。
どこかに移築とか再現とかできないんですかねえ。
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JR門司港駅・駅舎が素晴らしくいい>>