新宿駅は、今年135周年!!
2月16日(日)新宿鉄道祭を見てきました。
今日の東京は朝から雨でした。
(きっかけは1枚のポスター)
たまたまJR新宿駅を利用していた時に1枚のポスターが目に入りました。
2月16日(日)に新宿駅でイベントがある!
ポスターには「135年分の想いを乗せて 未来へ出発進行!」と書かれていました。
じゃあ行こう!!
ということで、鉄道マニアではないですが、記念ということで行ってきました。
新宿鉄道祭のスケジュールは以下の通りです。
・・・ところがですよ、実際に新宿駅に行きましたが、まず会場が大きく3つに分かれていてJR新宿駅は、もともと広いのに、今回、会場の移動には、かなり歩きました。
また、プラレールや駅員の制服を着ての撮影会や新幹線変形ロボ・シンカリオンとの撮影会など、どちらかと言えば子供向けのイベントばかりで、おっさんが楽しむものは
ありませんでした。
せめて、昔の写真とか新宿駅の変遷を書いた年表を置くなどをして欲しかったと思いま
す。
仕方がないので、小さい子や親子連れの列に並んでJRのSUICAのキャラクターのペンギンちゃんと写真を撮りました。
(開業した1885年は、どんな時代だったのか?)
新宿駅が開業した1885年(明治18年)は、何が起きたのか。どんな時代だったのでしょうか?
調べてみると都内では品川―赤羽間など鉄道ができ始め、日本銀行が紙幣の発行を開始し、内閣制度が施行されて伊藤博文が初代内閣総理大臣になります。
4年後の1889年(明治22年)には大日本帝国憲法ができます。
つまり日本が近代国家の仲間入りを目指そうとして必死に動いてた、そんな時期です。
特に鉄道は、人や物資の輸送の大動脈を担うために、その役割は重要でした。
そんな時期に新宿駅は作られました。
当時の新宿は、今のような大都会ではなく静かな農村でした。
記録によると開業当初は1日平均36人の乗降客数でした。
(新宿駅周辺の発展)
新宿駅の西口を出て新宿中央公園や熊野神社があるあたりは、江戸時代は「十二社(じゅうにそう)」という地名で大きな池や滝があり、池の周りには料亭や飲食店が立ち並んで、にぎわっていたそうです。
また、田園地帯も広がり、水車が回り小麦やソバ、コメを引いていました。
そして開国以降は、その水車を活用し、火薬の製造がおこなわれました。
しかし、未熟さのため爆発が相次いだそうです。
【新宿淀橋について書いたブログ】
1898年(明治31年)、巨大な敷地を要する淀橋浄水場ができました。
この浄水場は1965年(昭和40年)3月31日まで稼働していました。
【淀橋浄水場の名残:六角堂について書いたブログ】
そして1991年(平成3年)にツインタワーの東京都庁ができました。
こうして、新宿は高層ビルが立ち並ぶ世界有数の巨大都市として成長していきます。
(世界1の乗降客数)
新宿駅はJR以外にも、京王線、小田急線、東京メトロ、都営地下鉄、相鉄が乗り入れしています。
新宿駅全体の1日平均乗降者数は約353万人(2017年)で、その数は世界1です。
この数は、開業当初の10万倍です!
普段利用しているJR新宿駅は、今年135年!
今後も都心の大きな輸送の要として
その重要な役割を果たし続けていきます。