日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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オウム真理教 南青山総本部跡地

1995年(平成7年)の3月20日、東京の地下鉄でサリンがまかれ乗客や駅員6名が命を

落とし6000人以上が重軽傷をおった、地下鉄サリン事件が起きます。

サリン事件で命を落とされた方、今も後遺症に苦しんでいる方がおられます。

サリン事件で苦しみを背負った方の重荷が少しでも軽くなることを願います。)

 

今年は2020年(令和2年)ですから、実に25年前ほどになりますが、

1995年(平成7年)に、ほとんど毎日のようにTVに出ていたビルがあります。

 

東京都港区南青山7丁目の5差路の角に立っていたマハポーシャビルです。

ここは、当時日本中を騒がせていたオウム真理教の南青山総本部でした。

下の写真の正面にありました。

今は、ちょうどマハポーシャビルがあった部分だけ駐車場になっています。

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(連日TVをにぎわしたオウム関連)

80 年代ころからオウム真理教は、衆議院選挙立候補、松本サリン事件、坂本弁護士拉致事件、東京都目黒区の公証役場のK氏拉致事件新宿駅青酸ガス事件、東京都庁爆破物事件、地下鉄サリン事件上九一色村強制捜査覚せい剤制作、自動小銃を作ろうとしたり、ロシアのヘリコプターを購入したり、VXガスで反対者を殺害しようとしたり、

モスクワからラジオ放送を開始したり・・・と色々と活動していました。

  

1995年(平成7年)3月20日に、地下鉄サリン事件が起き、それ以降、TVのワイドショーや番組が、それこそ連日のようにオウム関連の番組を放送していました。

その番組には、オウム真理教の青山弁護士、上祐氏、村井氏、そして時には麻原彰晃

などが生出演をしてオウムの主張を発言していました。

一方、江川紹子さん、滝本太郎弁護士、有田芳生さんなどのオウムウオッチャーも

登場しオウム側と激論していました。

  

おっさんは、当時東京に住んでいて、連日TVで流れるオウム関連のニュースや番組を

見ていました。

そして、新宿や都庁などで色々事件が起きるので身近に感じ「これは怖いなあ」と

思っていました。

 

ワイドショーで当時、必ずと言っていいほど、今日のオウムの動きとして、この南青山総本部マハポーシャビル前から生中継が行われていました。

リポーターの「東京都港区にありますオウム真理教南青山総本部マハポーシャビル前です」というコメントは連日耳にしました。

 

(マハポーシャ前で2波同時TV全国生放送に登場!)

ある平日、おっさんは、代休を取り、マハポーシャビルを見に行きました。

マハポーシャビルの場所は、表参道駅から少し歩きますが、すぐにわかりました。

現場は、オウム幹部が出入りし、彼らの動向を探る警察や覆面警察官、オウムの動きを撮影したいTV局や新聞社などのマスコミの取材班、そして野次馬で人だかりでした。

 

そこで、おっさんは瞬時にひらめきました。

当時は午後1時55分から日本テレビで「ザ・ワイド」、午後2時からはTBSの

「スーパーワイド」という2つの生放送番組があり、いずれもオープニングは

このオウム真理教南青山総本部前の中継映像でした。

「これはTV,しかも全国放送に映る事ができる」

それを計算して、その日は遠くからも目立つ赤い色の服を着ていました。

すぐに九州や四国にいる友人に1時55分にTVのチャンネルを合わせてほしいと電話をしました。このころは、ちょうど携帯電話が普及し始めたころでした。

 

午後1時55分、日本テレビの「ザ・ワイド」放送開始の少し前に、マハポーシャビル前の交差点をヘッドギアを付けオウム修行服を着た人が台車で何かを運び出しました。各社のカメラはその動作に一斉に注目しフラッシュを切ります。

そこで、おっさんはこのチャンスを逃すことなく、さりげなく、通行人としてその後ろを歩きました。

すると偶然にも、その台車から何かが落ちました。

おっさんはそれを拾い、前を歩くオウム信者の肩をたたき、

「これ落ちましたよ」と告げます。

信者は歩くのをやめ、振り向きおっさんから落としたものを受け取ります。

そして会話を交わします。そのやり取りは4,5分でしょうか・・.

各マスコミのカメラは「何事か」とオウム信者とおっさんを撮影します!

当然全国放送に登場!作戦成功です!

 

後で友人に電話をすると「バッチリ映ってたよ。やるなああ」と言われました。

日本テレビとTBSの両方制覇です。

その後、このビルの前で村井氏は刺殺され、そして上祐氏が逮捕されます。

 

(今は駐車場)

東京都港区南青山7丁目の5差路の角に立っていたマハポーシャビル=オウム真理教の南青山総本部の正式な住所は、東京都港区南青山7-5-12。表参道駅から徒歩15分。

ビルは全面ガラス張りで地上5階、地下1階。当時は、地下1階はオウム真理教が経営していた喫茶店「アンタカラ」、1階はパソコンショップ「マハポーシャ」、

2階と3階はオウム真理教、4階と5階はオウム関連会社が入っていました。

 

しかし、オウムの主要幹部逮捕、オウムの破産、解散でこのマハポーシャビルは

解体され、今は駐車場です。

当時を物語るものは何もありません。

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●戦後最大の事件といっても過言でないオウム真理教関連の事件について知りたい方には以下の本がおすすめです。

 

 

オウム幹部の手記はこちら

 

 

 

<<旧オウム真理教南青山総本部マハポーシャビルへの行きかた>>

表参道駅から徒歩15分

住所:港区南青山7-5-12

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