東京の新宿区に歴史ある神社があります。
新宿区高田の馬場にある新宿諏訪神社です。
ちなみに「諏訪神社」という名前の神社は、日本各地に2万5千あると言われていて、
その総本社は長野県の諏訪湖の近くにある諏訪大社(旧称:諏訪神社)です。
この東京新宿にある諏訪神社は、弘仁年間(810 - 824年)に創建されたと言われていますので、1200年以上の歴史を持つ神社です。
その長い歴史があるこの神社には、日本史で有名な方々がかかわっています。
創建したのが平安時代初期の公卿・小野篁(おののたかむら)、百人一首に出てくる
歌人でもあります。
室町時代には江戸の町を開いた太田道灌は社殿を建設しています。
江戸時代になると尾張徳川家の祖の徳川義直が、この神社を諏訪神社と命名し、
三代将軍の徳川家光が造営をしています。
(茅の輪くぐり)
新宿諏訪神社では、6月1日から30日まで「茅の輪」を設けています。
おっさんも、本殿の手前にある小さな鳥居に設置された茅の輪の周りを、8の字を描きながら歩き、無病息災、延命長寿を祈願する行事の「茅の輪くぐり」をしてきました。
コロナが衰えを見せない今、おっっさんは、コロナ退散を祈願しました。
(明治天皇射的砲術天覧所阯)
駐車場の端、正面に拝殿を見て左側に「明治天皇射的砲術天覧所阯(めいじてんのう
しゃてきほうじゅつ てんらんしょし)」があります。
1882年(明治15年)に諏訪の森近くにあった射的場で明治天皇の行幸があったときに、明治天皇一行がここの社殿で休息したとのことです。
<<新宿 諏訪神社への行き方>>
JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線高田馬場駅より徒歩10分
住所:新宿区高田馬場1-12-6