8月6日 広島に原爆投下
8月6日は言わずと知れた 人類史上初めての原子爆弾が広島に投下された日です。
テニアン島を飛び立ったB29は、およそ7時間後に広島市上空に到着し、原爆を投下しました。
広島に落とされた原爆は、「リトルボーイ」でウラン235を使用しTNT換算で約15ktの
破壊力です。
当時の広島市の人口は、35万人でしたが、この1発の原爆で非戦闘員の一般市民を含めた9万 から 16万6千人が被爆から2 - 4か月以内に死亡・戦死したとされます。
(いったんは空襲警報が解除)
原爆が投下された8月6日の月曜日。広島は快晴、夏休み期間でしたが、学生や女子挺身隊など多くの人は朝8時から軍需工場で作業をしていました。
また、空襲で家屋が燃え広がるのを防ぐための建物疎開も行われていました。
朝7時9分、空襲警報がなります。広島市民は一旦、防空壕に隠れますが、すぐに警報が解除され、外へ出て作業を行っていました。この時警報が解除されなければ、多くの人が防空壕の中にいたと思いますが、、。その後、8時15分に原爆が投下されます。原爆投下当初は、「新型爆弾」と呼ばれていました。
(平和祈念式典)
おっさんはこれまで何度か広島平和記念式典に足を運びました。
8月の炎天下の下、テントを張った会場に行きました。
炎天下の下、スーツ姿で汗びっしょりになりました。
下の写真は、以前原爆式典に訪れたとき前夜の式典会場で撮影。
今年2020年(令和2年)は戦争終結および原爆投下から75年目です。
当時生まれて記憶がある5歳ごろの人でも、今では80歳。被爆者の高齢化が進んで、
原爆の記憶の風化が心配です。
もし、時間的余裕があるなら一度は広島に訪れて下さい。
そして平和記念公園や原爆資料館を見て、何が起きたかを知ってほしいと思います。
【広島平和記念資料館公式HP】
(原爆投下は国際法違反)
原爆が投下された当時、非戦闘員の殺傷を目的とした攻撃を禁じるハーグ陸戦条約が
あり米国も日本も批准しています。
・・ということで一般市民を大量殺戮した原子爆弾の投下は、立派な国際法違反です。しかし、米軍は戦勝国 なのでその罪には問われていません。
東京裁判で、この件が出ましたが不問となりました。
8月6日、
今一度 広島原爆を考え直してみてはいかがでしょうか。
<<広島平和記念公園への行き方>>
JR広島駅から、路面電車1号線「広島港」行き乗車、「本通」または「袋町」下車、