山口県下関市内にある竹崎公園には、高杉晋作と奇兵隊の遺業を讃えるモニュメント「風の予言者 高杉晋作と奇兵隊」が建てられています。
竹崎公園は、JR下関駅の近くにある三角形の公園です。
この竹崎公園が入り口になっている豊前田商店街は、かつて下関一の歓楽街であり、
幕末には花街があったそうです。
その竹崎公園の中に、「風の予言者 高杉晋作と奇兵隊」というモニュメントがあります。この像は、青銅製で台座を合わせると高さ約4・3メートル。
おっさんと並んだ写真で見ると、その大きさが比較できると思います。
わき上がり、流れていく歴史の雲をつかみ取る高杉晋作を奇兵隊士に見立てた岩が支える様子を表現しているそうです。(逆光で少々見えにくくて恐縮です)
違う角度から・・。
モニュメントの下には説明文がありましたが、これも逆光で読みにくくて、これまた
恐縮です。
(晋作生誕170年記念で建立)
このモニュメントは、晋作の生誕170年を記念して、高杉晋作と奇兵隊をテーマに
作成されたものです。
下関市内の企業や団体などで構成している「志士の杜推進実行委員会」が全国から集めた募金などを基に約2500万円をかけて建立しました。
このモニュメントを作ったのは、下関市出身の彫刻家・濵野邦昭氏で、制作日数はおよぞ1年半。
2009年(平成21年)に建立し、晋作が生まれた日の8月20日に除幕されました。
高杉晋作は長州藩出身。奇兵隊を設立し幕末に活躍した維新の志士の1人です。
【奇兵隊結成について書いたブログはここ】
【奇兵隊発祥の地について書いたブログはここ】
しかし1866年、明治維新を見ることなく高杉晋作は下関で結核のため死去します。
【高杉晋作終焉の地について書いたブログはここをクリック】
勇ましいイメージの高杉晋作とは違った
「芸術作品としての高杉晋作像」を
ご覧ください。
<<竹崎公園への行き方>>
JR下関駅から徒歩10分程度