日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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2020年の「24時間テレビ」を考える

2020年(令和2年)8月の最終週末、すなわち22日(土)23日(日)と、日本テレビでは,毎年恒例の「24時間テレビ・愛は地球を救う」を放送しています。

今年で第43回です。

 

43回も24時間テレビを実施して

まだ愛は地球を救うことができないのでしょうか?

少しは改善があったのでしょうか?

もし、何の成果もないなら24時間テレビ以外の他の方法を考えてはいかがでしょうか?

 

(「24時間テレビ」は今年で43回目) 

24時間テレビは、1978年(昭和53年)が第1回放送ですから、今年で43回目となります。

おっさんは、第1回放送のときは、学生でしたが、そのときのことを鮮明に覚えています。

 

当初はアフリカ支援や老人支援をやっていたような記憶があります。

また、各会場で募金を呼びかけ、会場になっている東京の日本武道館からは募金の生中継をしていて、貯金をためた人が何人も武道館に押し寄せて募金に駆けつけていました。

今回はメイン会場は国技館で、しかもコロナを考え無観客だそうです。

なら、日本テレビのスタジオでもいいんじゃないのかなあ。

国技館の使用料金を寄付した方がいいのでは??

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24時間テレビに関するおっさんの疑問)

 おっさんは、この「24時間テレビ・愛は地球を救う」に関しては、昔から数々の疑問を抱いていますので、ここに列挙してみたいと思います。

 

【①一般人、庶民から募金を募るチャリティー番組

という一方で、出演者・ゲストには

     高額のギャラを支払っているという矛盾】

これは多くの人が指摘していることです。

TVを使い24時間放送し、日本各地に募金会場を作って一般人からお金を集めています。

しかし、週刊誌などの情報によると、24時間テレビの出演者にはギャラ、しかも数百万円クラスの高額のギャラを複数のゲストに払っているそうです。

ゲストのギャラをなくし、「全員無料でやります。ギャラは全額寄付します」という

となるのが本当に意味でのボランティアでは??

もし、全員ギャラを寄付したら、相当な額がたまると思います。

 参考までに、フランスの「フランステレビジョン」が 24時間テレビと同じように

「テレソン」を、1987年から20年以上続けています。

しかし、出演する芸能人は全員がボランティアでノーギャラです。

 

 また、障害を持ちながらも懸命に生きている障碍者やそれを支えるNPOの人なども

ゲストとして、たくさん呼んだ方がいいのでは?

そういう方々にギャラを払うことは、彼らの活動資金にもなり、また彼らの現状や活動をPRするいい機会になると思います。

 

 

【②CM収入も寄付に回していない??】

24時間テレビは特番であり、CM料金も普段より高いと思われます。

しかし、日本テレビが、CM料金を寄付したという話は耳にしたことがありません。

一般人からは寄付を募るが、肝心のTV局は高収入をもらいながらも 

寄付していないとはこれおかしくないですか?

 

 

【③なんで、マラソン??】

ぜんぜん理解できないのが、芸能人がマラソンすること。

「芸能人が突然、24時間テレビに合わせマラソンを始める」・・・まったく理解できません。

芸能人がただ走るだけ。これは何の意味があるのでしょううか?

ラソンとチャリティの関連が全く不可解です。

 

特に2020年(令和2年)の8月は、連日、日本列島で気温が38度とか、40度近い場所もありニュースで「危険な暑さ」「熱中症に注意」「不要不急の外出は避けましょう」「こまめに水分補給を」などと流している、この炎天下に、屋外で、しかも日頃マラソンの練習をして鍛えているとは思えない、芸能人に、いきなり42.195キロのマラソンを走らせていいのでしょうか?

ラソンのために道路に張り巡らす警備の方のお金を寄付に回した方がいいと思います。

 

しかも年に1回、この時期だけにタレントを走らせ、そして毎年毎年計算したように

キチンと番組終了時間頃にゴールをするおかしさ。

さらに出演者が「感動を有難う」とか「勇気をもらいました」というワンパターンの

コメントは何とかならないのか?

 

【④もう少しマシな内容はないのか?】

24時間テレビを全部見たわけではないですが、番組HPや新聞のTV欄に書かれている

内容を読むと今年2020年(令和2年)の24時間テレビでは、いつもと同じ番組や、特番で芸能人が出てきて 歌を歌ったり、騒いだりする、あるいは芸能人と障碍者が仲良くしている番組があり、「なんだかなあ」と思う内容ばかり。

 

障害を抱えながらも活躍してる人、あるはそういう方を支えている人は、たくさんいます。

このような人を数人呼んでリレー形式で出演してもらい,あるいはノンフィクション番組やドキュメンタリー番組を量産してほしいです。

そして、彼らが、どういう生活をしているのか、そしてどういう手助けができるかを考える、あるいは障害がある方も安心して働ける社会の仕組みは何なのかを考えることもできると思います。

 

また、番組の内容では、アジアやアフリカの貧困問題、HIVチベットウイグル問題、北朝鮮の飢餓、国内に目を向けると日本国内の貧困問題、老人問題、新型コロナがもたらす貧困、経済格差などの社会問題を取り上げ、現状と問題点、そして課題を追う番組を、ニュース以外は全部このような放送にした方が「愛は地球を救う」にふさわしいと思います。

 でも、こうしたら地味すぎて、チャンネルをひねる人が続出し、視聴率が稼げなくなる可能性が大ですよね。そうなると民放TV局としては致命的ですよね。

 

【⑤24時間テレビは、

 働き方改革に逆行していないか??】

こんだけ、「働き方改革」とか「ワークライフバランス」が叫ばれ、安倍総理が「働き方改革」を進めている昨今、この24時間テレビはその流れに逆行していないのか?

24時間テレビの制作スタッフは、この24時間テレビでの労働条件に関して疑問を抱かないのか?

いや、ひょっとしたら制作スタッフは、交代制で働いているのかもしれないが、出演しているメインのパーソナリティーには24時間働いている人もいるはずです。

その人は労働基準監督署は黙殺しているのでしょうか?

 そもそも今年2020年(令和2年)はコロナと連日の猛暑日で、外出自粛を呼び掛けているのに24時間テレビやっていいのかねえ・・

 

【⑥今さら「愛は地球を救う」と

      わざわざ叫ぶ必要があるのか?】

なぜ、この日だけ「愛は地球を救う」という必要があるのでしょうか?

歳末助け合いのように長期間募金を求めた方がいいのではないでしょうか?

またネットが普及し、パーソナルコミュニケーションや口コミ、ツイッター、ブログなどが発達した今、TVでマンパワーも大量投入して24時間もかけて募金運動をやる必要があるのか?

ネットを活用しSNSツイッターなどで大規模的に募金を募ることは考えないのでしょうか?

 

 

以上の点から、24時間テレビは、

「電力、お金、労力の無駄遣いであり、芸能人が思い出したように騒ぐ番組を

だらだら垂れ流す日」としか思えません。

この番組制作に真剣に携わっている人には申し訳ないですが、興味ないです。

8月の最終週末に

思い出したように「チャリティ番組もどき」をやらずに、日頃からやってほしいです。

 

 (おっさんは寄付は、歳末助け合いにしています) 

 今年もおっさんは、上記の数々の理由で募金をする気が起きませんでした。

おっさんは、

年末助け合いに募金にします。