1921年(大正10年)11月4日、
時の総理大臣が東京駅で刺殺されます!!
1921年(大正10年)11月4日、第19代総理大臣だった原敬(はら たかし)が、
京都で開かれてる立憲政友会京都支部大会に参加しようと東京駅の改札口に向かう途中に大塚駅員だった青年に短刀で刺され即死します。65歳でした。
場所は、現在の丸の内南口改札外の切符売り場付近です。
(原首相在任中の出来事)
原敬は日本史の教科書に出てくる人で、「日本初の政党内閣を組閣した人」です。
1918年(大正7年)に起きたコメ騒動で倒れた寺内内閣の後に、首相になりました。
薩摩長州中心の藩閥政治の頃に、東北出身の新聞記者から首相になったことから
「平民宰相」と呼ばれました。
原敬が行った政治は以下の通りです。
・旧制高校、旧制工業高校、旧制農業高校、旧制商業高校などを新設し高等教育機関の増設
・第1回国勢調査の実施
・第一次大戦終了後に開かれたパリ講和会議で日本が国連常任理事国になる
この原敬の暗殺から 12年後の1930年(昭和5年)11月14日、同じく東京駅で第27代総理大臣:濱口雄幸(はまぐち おさち)首相が、岡山で行われる陸軍演習の
視察に行く途中に東海道線のホームで愛国者社員に至近距離から撃たれます。
【浜口首相東京駅で狙撃について書いたブログはココ】
・・ということで11月4日は、
原敬首相が東京駅で暗殺された日です。