あぐらをかき、座った武将、この人は武士として初めて幕府を開いた源頼朝です。
その頼朝の像が鎌倉市の源氏山公園にあります。
この源頼朝像は、1980年(昭和55年)に源頼朝の鎌倉入り800年を記念して
建立されました。
(不幸な死に方をした頼朝の子供たち)
源頼朝の子供たちはいずれも不幸な死に方をしています。
頼朝の家族構成を見てみます。
【頼朝の家族構成】
【頼朝の長女:大姫の死について書いたブログはココ】
長男で嫡男で2代鎌倉将軍の頼家は、修善寺で殺害されます。
その弟の3代将軍の実朝は頼家の子供の公暁に鶴岡八幡宮で暗殺されます。
次女の三幡も短命でした。
頼朝自身の死に関しては歴史書の「吾妻鏡」によると落馬し17日後の
1199年1月13日に53歳で亡くなります。
(別名:白旗山、旗立山)
この山は、白幡山または旗立山とも呼ばれています。
平安時代後期の1083年から1087年に陸奥・出羽を舞台後三年の役が起きます。
この戦いで、源氏の八幡太郎義家が出陣するときに、
この山上に源氏の白旗を立てて戦勝を祈ったところから由来します。
源氏山は、緑豊かな自然に囲まれていて春には桜、秋には紅葉が楽しめます。
近くには金運をもたらすという銭洗弁天があります。
【銭洗弁天について書いたブログはココ】
史上初めて幕府を作った源頼朝の像がある
鎌倉市の源氏山公園。
ここからの景色はいいですよ。
<<源氏山公園への行き方>>
鎌倉駅西口改札から徒歩25分
きつい登り坂が続きますのでご注意を!!
住所: 鎌倉市扇ガ谷四丁目649番1