11月14日は、安土桃山時代末期の
1596年に服部半蔵が死亡した日です。
(服部半蔵とは)
服部半蔵・・・誰もが1度は聞いたことがある名前だと思います。
伊賀忍者の服部半蔵でTVドラマ「影の軍団・服部半蔵」でも有名です。
服部半蔵は、戦国時代の忍者であり武将でもあります。
本名は、服部正成です。
伊賀流忍者の本家で、槍の半蔵といわれた人。
徳川家康につかえ、伊賀者を率いて江戸城の警備等にあたりました。
この寺と服部半蔵の歴史を見てみると・・・。
戦国時代の1579年、徳川家康は、織田信長から、長男の信康に謀反の疑いありと
言われたために、信康の切腹を命ぜられました。
この時、服部半蔵が信康の介錯を担当しますが結局できませんでした。
信康はこの時死亡しますが、服部半蔵は、1593年に信康を供養するため、
西念寺を創建しました。
そして1596年に服部半蔵に、本人が没したときに、このお寺に葬られました。
服部半蔵の墓は、この寺の中にあります。
最初、この寺は麹町清水谷にありましたが、1634年の江戸城の拡張工事で、
新宿区に移りました。
当時、この周辺は伊賀町と呼ばれ伊賀衆の組屋敷があったそうです。
この西念寺から江戸城に向かって東に行くと、江戸城の門の1つ「半蔵門」に到着するそうです。
「半蔵門」は「大手門」の反対側で、住所で言うと千代田区麹町1丁目です。
半蔵は槍の名手としても有名で、本堂には徳川家康から贈られ半蔵が使用した
と言われる槍が飾られていました。
全体の長さは約258センチ、太さは約5センチ、重さは約7.5キロです。
(関連サイト)
【西念寺公式サイト】
【新宿観光振興協会】
JE四ツ谷駅から徒歩で10分以内
住所:東京都新宿区若葉2-9西念寺
・・・ということで、11月14日は
服部半蔵が死亡した日です。