大阪市中央区の道路の真ん中にポツンとある敷地。
そこに大きな木と白い鳥居、そして祠がありました。
これが白光大神です。白光大神は、「しらみつ おおかみ」と読みます。
他には「榎木大明神」とも呼ぶそうです。
ただし「榎木大明神」は大阪には他にもあるので、ここでは白光大神で通します
(玉造稲荷神社の近く)
この白光大神は、かつて千利休の屋敷があった場所で現在は豊臣秀頼を祀っている
玉造稲荷神社の正門の真正面、50mほど南に行った道路の真ん中にあります。
下の写真でもわかるようにすぐ近くに玉造稲荷神社があります。
(白くて小さな鳥居と祠)
白光大神には、御神木と真っ白な小さな鳥居、そして祠があります。
正面から見たらこれです。
小さな祠の中には、白い蛇が2匹並んで祀られています。
(白光大神の由来)
この白光大神にある大きな木は御神木で、近くの玉造稲荷神社から飛んできた榎の種が成長したのだそうです。
「白光大神」の名前の「白光」は白蛇のことで、玉造稲荷神社から飛んできた榎木の種がこの場所で育ち、そこに白蛇が住み着いたと言われています。
白蛇は昔から縁起がいいものと言われていて、この神社は地元の人々に
大切にされてきたそうです。
この小さな神社・白光大神は、玉造神社から歩いてすぐなので
玉造神社を参拝したときに、是非足をのばして下さい。
【参考:玉造稲荷神社について書いたブログはココです】
このように
小さいながらも地元の人に愛され守られ続けてきたもの、なんかいいですねえ。
<<白光大神への行き方>>
地下鉄 玉造駅またはJR環状線 玉造駅より徒歩10分程度