11月30日(月)、
この日はビーバームーンでかつ半影月食が起きました。
(11月の月食、「ビーバームーン」)
ビーバームーンとは聞きなれない言葉かもしれませんが、11月の満月の事です。
アメリカの先住民は季節を把握するために、満月を見る月ごとに名前を付けて
いました。
11月の満月は“Beaver Moon(ビーバー月)”と呼ばれます。
その名の由来には、
「11月が、アメリカ先住民が冬をしのぐ毛皮をとるためにビーバーを捕まえるワナを
仕掛ける時期」という説と、「ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期」など色々と説があります。
また別名でFrost Moon(霜月)などと呼ばれることもあります。
★もう少し綺麗な映像が撮影できると思いましたが、月の撮影はこれが限界です。
(今回は「半影月食」も)
また今回は、偶然な幸運で満月と同時に「半影月食(はんえいげっしょく)」が
起こりました。
半影月食とは、月面から見て部分日食が起こっている状態で、月食のように完全に月が欠けるのではなく、グラデーションのように片側が少し暗くなった状態で見える事です。
時間は全国共通です。
半影食の始まり:16時32分頃
半影食の最大 :18時43分頃
半影食の終わり:20時53分頃
(今年最後の満月と半影月食)
今年、日本では「満月の半影月食」が3回見られました。
1月11日、6月6日に続く3回目、そして今年最後となるのが、11月30日の夕方から夜にかけて起こりました。
11月30日は、日本付近が冬型の気圧配置となるため、バッチリ満月を見ることができたようです。
【11月30日のウエザーニュースの公式HP】
(おっさん
11月18日には野口さんの宇宙ステーション撮影成功!)
冬は空気が澄んでいるため天体観測には、いい季節です。
12日前の2020年(令和2年)11月18日(水)には、夕方6時20分過ぎに、宇宙飛行士の
野口さんが乗っている宇宙ステーション「きぼう」の観測に成功しました。
「きぼう」は、青白い物体で、飛行機よりも速いスピードでスーッと流れるように
動いていきました。
というわけで
2020年(令和2年)11月30日は、
ビーバームーン&半影月食でした。
(やはり自撮りだと月と自分とのピントが合わせにくく綺麗に撮れないなあ・・)