2020年(令和2年)12月5日(土)夜。
おっさんの携帯電話が鳴りました。
誰からかなあと着信の表示を見ると「不明」の文字!!
着信画面で「不明」表示は初めて見ました。
「不明」って、これ何??
不安な気持ちで電話に出るとカタコト日本語を話す男性が出ました。
その男性いわく「マイクロソフトサポートセンターです」と。
マイクロソフトサポートセンター?? そしてよく聞くと聞き覚えがある声。
あっ!!思い出しました。
以前ブログで紹介したあの男性と似たような声です。↓
(着信「不明」電話は「マイクロソフト」と名乗った)
おっさんは、電話をしたときの内容を忘れないようにと、
あとから聞き直すことができる携帯電話の会話自動録音ソフトをつけています。
それをもとに、今回のサポートセンターとの会話を紙上再現します。
なお、相手の日本語がおかしい部分が多数ありますが、事実なのでそのまま
再現します。
相手:お電話ありがとうございます、こちらはマイクロソフトの サポートセンターの
エンジニアの専門の者でございます。今ちょっとパソコンについて話があるん
です。お時間よろしいでしょうか?
おっさん:いきなりなんですか?何か起きましたか?
相手:もしもし、お忙しいところ しっつれいします。
おっさん:どこから電話していますか?
相手:私は東京の港区から電話しています。
お客様のパソコンのマイクロソフトのサービスが止まったとセンターに連絡が
入りました。なぜかこのサービスが止まりましたが、この理由を調べますために
電話を頂きました。
とりあえず、自分でパソコンの状況をチェックすることができます。
やり方をこちらから ご説明します。
今パソコンの前にいらっしゃいますか?
おっさん:今日は土曜日です。会社はお休みでは?
相手:マイクロソフトのサポートセンターは皆様のサポートのため24時間営業していま
す。
あなた様のパソコンがウイルスに感染した可能性があります。お近くにパソコン
はありますか?
おっさん:いいえ今外なんで。。しかしおかしいですね。今日は朝から外にいるので
パソコンは触っていませんが。。
相手:お客様のパソコンにウイルスが入ったようですが、。
お客様のパソコンを、こちらが言うとおりに操作すれば、このウイルスは削除し
て差し上げます。方法をご紹介します。こちらから操作方法を言いますので
パソコンを動かして下さい」
なんか怪しいなああ・・・。怪しさプンプンですよね。
そもそも
おっさんのパソコンは
正常に動いています。
ここまでくれば、電話でお付き合いをするのも無駄なので、電話を切りました。
・・・ここまでの電話のやり取りが2分50秒程度でした。
(怪しさ満載)
この電話でのやり取り、怪しさ満点ですよね。
おっさんが感じたのは、
①まずパソコンに異常なし
②相手は私の名前を知らなかった。終始、「お客様」としか言わなかった。
③相手が使う日本語の違和感。普通の企業のITサポーターの方が使う日本語の表現方法とはかなり違いますよね。変な日本語ですし、ところどころ聞き取れないのもありました。
④担当者が名前を名乗らない事。これまで色々な企業のITサポート係に電話しましたが担当者が名乗らないのは実に怪しいです。
⑤なんで、会ったことも連絡したこともない人が私の電話番号を知っているのか?
・・です。
(何の目的の電話??)
これは偽物の可能性が非常に高いですね。
いったい何の目的で電話してきたのか・・・。
推測すると、
①ウイルス警告の電話をかけ、対応した相手に、パソコンのウイルス解除を装い、
遠隔操作でサポート用と称する何かのアプリをインストールさせて、
クレジットカードなどの個人情報を抜き取ったりするのではないでしょうか?
②あるいは遠隔操作を行い、壊れていたパソコンを修理したとして、修理費を請求するのでしょうか?
また海外からの電話の場合、受信した人にも料金がかかるそうです。
もし海外からの電話なら金を払うことになります。いやだああ。
というわけで、着信「不明」電話リポートでした。
★今回は情報共有のため大拡散希望です。多くの方に知ってほしいです。
<<似たようなダマシメールにも注意しましょう>>
こういう時はパニックになりがちですが
すぐに反応するのではなく
いったん時間をおいて
考えて行動するようにしましょう。