(門司港レトロ観光列車「潮風号」)
福岡県北九州市門司区のJR門司港駅、ここは鹿児島本線の始点ですが、
このすぐ近くにある「九州鉄道記念館駅」から出ている青い色の観光列車があります。
この列車は門司港レトロ観光列車「潮風号」と言います。
「潮風号」というヘッドマークをつけた小さな機関車2両が、トロッコの客車を前後ではさんで海沿いを往復運転で走る観光列車です。
2020年(令和2年)12月27日(日)に、この「潮風号」のこの年の最後の運行があったので乗ってきました。
(自転車より遅い列車)
「潮風号」は、門司港レトロ地区の九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅までの2.1㎞の門司港沿いを10分程度で走る観光トロッコ列車で一日11往復。
料金は大人300円です。
門司港レトロ観光列車の始発は九州鉄道記念館駅です。JR門司港駅から3分です。
関門海峡めかり駅までの途中の駅は出光美術館、ノーフォーク広場の2つだけ。
「潮風号」は、最高時速が15km/hと日本一遅い列車だそうです。
横の道路を走る自動車や自転車に抜かれ、子供が走ってきて追いつくこともあります。
車内は下のような感じです。ガイドをする女性の方がいて各見どころを車内放送で
知らせてくれます。
ゆっくりと走るので門司港レトロ地区や関門海峡の景色をゆっくりと楽しむことが
できます。
(トンネルではライトアップサービス)
関門海峡めかり駅手前では唯一のトンネルに入りますが、この時に車内は真っ暗になり天井には魚の絵が浮かび上がります。
これは実際に関門海峡で釣った魚の魚拓だという事です。
終点の関門海峡めかり駅は、九州で1番北にある駅です。
【関門海峡めかり駅についてのブログはココ】
<<門司港レトロライン>>
「潮風号」の運行は、2020年3月14日(土)~11月29日(日)の土・日・祝日。
(ただし、3月25日~4月5日、4月25日~5月6日、7月21日~8月31日の間は毎日運行)
【潮風号公式HP】
可愛くてトコトコと走る 愛嬌がある列車でした。