<<これは昨日2021年(令和3年)1月27日に発生しました。注意喚起のため拡散をお願いします>>
(クレジットカードのジャックスからのメール)
2021年(令和3年)1月27日午前6時に、クレジットカード会社のジャックスから
「カード利用一部制限」のメールが来ました。
下が実際に送られてきたメールです。
(途中で文章が切れている)
届いたメールをよく見ると、ところどころで日本語が途中で切れています。
あるいは、
上の2つは、いずれも文章が途中で切れています。
ジャックスのカスタマーセンターかお客様窓口が、このような不完全な日本語の文章を
送るとは考えられません。怪しい。。
しかし、送られたメールアドレスやHPにはjaccs.co.jpの文字がきちんと明記されて
います。
さらに最後に明記されていたジャックスの住所。これをネットで確認したら本物でした。
・・ということはこれは本物??
このメールがもし本物なら、メールに書かれたようにクレジットカードの利用を
一部制限されたら、支払いができなくなり困ります。
どうしましょう??
(実際にジャックスに確認)
ということで、実際にクレジットカードの支払い状況を調べようとジャックスの
紛失盗難対応24時間コールセンター0120-996-211に電話しました。
すると、「カードの一部使用制限はなく、通常通り使用可能」と。
続いて9:30からジャックスのカスタマーセンターにも電話で確認しました。
ジャックスのカスタマーセンターは大阪が06-6872-6111、関東が046-298-6000です。
オペレーターに事の経緯を説明したら、メールアドレスもHPアドレスもジャックスの文字が入っているが、これは偽装であり偽物、つまりメールも偽物ということでした。
ジャックスは「カード利用に関しては、直接お客さんに
電話をかけて対応するのでメールで案内することは
ありません」という回答でした。
さらに、今朝から同じような問い合わせが複数来ているとのことでした。
これで完全にわかりました。
これはジャックスを語る詐欺メールです。
特にクレジットカードの場合、「利用が止められたら支払いができなくなる。これは大変だああ!!」と焦ってしまい、メールの内容を信じて、指定されたアドレスにすぐにアクセスしてしまう可能性があります。
そうなるとそこから個人情報が抜き取られ、あるいはクレジットカード情報が第三者に知られ悪用される可能性が高いです。
このジャックスを名乗るメールは2021年(令和3年)1月27日(水)の登場したらしく
その登場した日の朝に、おっさんにも届きました。この件に関してフィッシング対策協議会の公式HPにも書かれていますのでご覧く下さい。
【ジャックスの偽メールに対するフィッシング対策協議会の公式HP】
【ジャックスからの「不審なメールにご注意」呼びかけ文書】
https://www.jaccs.co.jp/information/pdf/info210127.pdf
(色々な手口があるので注意しましょう)
これまで、「Amazonや楽天など通信販売業者から、アカウントがロックされた」
「APPLEなどのインターネット関係の会社から、アクセスできません」
「三井住友銀行からのご利用確認メール」が届き、
また「佐川急便からLINE」が来たり、
「iponeのカレンダーに勝手に書き込まれる」などがありました。
すべて迷惑メール・詐欺メールでした。
本当に色々な方法でやってきます。
企業からのこのようなメールを受信したら、すぐには対応せず
インターネットや直接企業に電話をして調べるなどして慎重に対応しましょう。
(追加情報)
特にこれまで皆さんからのアクセスが多かった2つの詐欺メールについて
被害者を減らすためにも今一度ここにその時のブログ記事を紹介しておきます。
①本物そっくりのヤマト運輸からのLINE
②iphoneのカレンダーに勝手に書き込まれる
本当にご用心ください!!