ずっと以前から気になっていたことがあります。
春になるとTVで大阪市内にある造幣局の「桜の通り抜け」というのが全国ニュースと
して取り上げられ、毎年見ていました。
これが実に綺麗なので「是非、行ってみたい。参加して見たい。」と思っていました。
ようやく大阪に行くチャンスができそうだったので、ついでに造幣局の桜の通り抜けを見てこようと思いました。
(残念!桜の通り抜け中止に!!)
造幣局の「桜の通り抜け」は4月8日から14日の間に開催予定でした。
しかし、2021年(令和3年)は、新型コロナウイルスが依然猛威を振ったことから中止が
発表されました。
「桜の通り抜け」の中止は、新型コロナウイルスの影響で2年続けてとなります。
(桜の通り抜けとは)
桜の通り抜けは、毎年4月中旬頃、八重桜の開花時期に1週間だけ開催されます。
大阪府大阪市北区にある独立行政法人の造幣局の敷地内の560mに植えられている桜の花を見ながら一方通行で通り抜けるものです。
もともと造幣局周辺は、昔から春の桜が有名な場所で、この地一帯には桜が咲き乱れていたと言われています。
現在、造幣局にある桜は、関山、松月、普賢象、楊貴妃などの遅咲きの八重桜が主流です。品種が多く、また大手毬、小手毬などは、他ではめったに見られない桜もあり、300本以上の桜を楽しめます。
(局長さんの粋な計らいで開始)
1883年(明治16年)に、当時の造幣局長 遠藤謹助が「局員だけの観桜ではもったいないから大阪市民の皆さんのみんなに開放して共に楽しもう」と満開時の数日間、造幣局内を開放して一方通行による通り抜けを始めました。
1899年(明治32年)に刊行された「旅の家つと。第23」に掲載された大坂造幣局の桜。
(国立国会図書館ウェッブサイトより)
大阪造幣局の桜の通り抜けは、戦争前後および戦争中の時期を除いて毎年開催され、
大阪の春の風物詩として定着していました。
2019年(平成31年)は約58万7000人が訪れています。
(新型コロナウイルスで中止)
2021年(令和3年)は造幣局の桜の通り抜けは、感染症対策を行ったうえで4月8日から
開催する予定でした。
しかし、造幣局は、大阪市の新型コロナウイルス感染拡大による「まん延防止等重点措置」の適用を受け方針を転換し、昨年に続き開催を中止すると発表しました。
桜の通り抜けは、昨年に続き「中止」となりますが、
8日以降、ホームページなどで桜の写真や動画を公開するそうです。
問い合わせは、ハローダイヤル050(5548)8686です。
なお、おっさんが,さくらの日・3月27日に大阪・東京の様子をブログで報告していますので、参考にしてください。
【さくらの日に桜の様子を書いたブログはココ】