日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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4月21日 あの有名なネッシーの写真が新聞で発表!

 

 

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(1934年の撮影および発表なので著作権は切れています)
 

1934年の4月21日、

 ネッシーの写真が新聞に発表されました。

英紙「デイリー・メール」(Daily Mail)に掲載されたモンスターの写真、

その写真がこれです↓

有名な写真なので1度は見たことがあると思います。

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 (昔から怪物伝説があった湖:ネス湖) 

ネッシーは、イギリスのスコットランド北部インパネス地方にあるネス湖に棲む、

未確認動物です。恐竜の生き残りではないかという説もあります。

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 もともと、ネス湖には昔から何か巨大な生物がいると言われていました。

1933年に湖の周辺で道路が整備され、交通の便が良くなり交通量も増えました。

この年の11月13日には、会社員のヒュー・グレイが最初にネッシーを撮影したという

写真を公表しました。これがネッシーを撮影した最初の写真ということです。

その写真が、これです。

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おっさんには、ボケていて何の写真かよくわかりません。

ヒュー・グレイは以前もネッシーを目撃したことがあり、いつかは撮影してやろうと

カメラを持って構えていたそうです。

そして撮影に成功!ということです。

 

上記のグレイが撮影したネッシーの写真は、翌日に

スコットランドの「デイリー・レコード」とロンドンの「デイリー・スケッチ」の

2社に掲載されたそうです。

さらに、この写真は、写真会社のコダックから「加工した形跡が見られない」と

お墨付きをもらいました。

 

(有名な写真は偽物!!) 

そして1934年の4月21日、イギリスの新聞・デイリーメイルに1枚の写真が掲載されます。ネッシーの写真として有名な写真です。

下の英文を訳すと「外科医が撮影したモンスターの写真」と書いてあります。

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(1934年に発表された写真なので著作権は切れています。)

 

1934年、ロンドンの医師R・K・ウィルソン(Robert Kenneth Wilson、1899-1969)が「デイリー・メール」紙に、首の長い動物のようなものが写った写真を投稿しました。世界的に有名となった「外科医の写真」です。なお、余談ながらウィルソンは産婦人科医です。

 

この写真は、外科医という地位と学識がある方が撮影し、新聞にまで掲載されたことからネッシーは一躍有名になります。この写真には、首長竜を思わせる長い首が写されており、この写真は、ネッシーの代表的写真として長年知られてきました。

 

 

 しかし1993年(平成5年)11月にクリスチャン・スパーリングという人がなくなる間際に、この写真がトリックであったと告白します。

おっさんは、当時新聞でこの記事を見て、大ショックをうけました。

この新聞によると、ネッシーの足跡と思えるものを発見したが相手にされないので、おもちゃの潜水艦を加工してネス湖で発見した海龍として撮影し知人のウィルソンのいう社会的に地位がある医師に偽証を依頼したという事でした。

もともとは、エイプリルフールのジョークの予定でしたが新聞で題材的に報道されてしまい世界的な話題になったために引くに引けなくなったという事でした。

 

しかし、この写真は、数あるネッシーの写真の1つであり、これが偽物だからと言って、今まで公表されたすべてのネッシーの写真が偽物、

さらにネッシーの存在を否定するものではありません。

 

ネッシー

ネッシーは正式には、ロッホ・ネス・モンスター(Loch Ness Monster)といい、

ひし形のヒレ を持つネス湖の怪獣という意味のネッシテラス・ロンポプリテウス(Nessiteras rhom-bopteryx)という学名までついているそうです。

おいおい未確認生物なのに学名まであるのかい!!

ネッシーはジュラ期の海生爬虫類、プレシオザウルスの生き残りかという説があり、

もし恐竜の生き残りが現代も生息しているのならばとてもロマンがある話です。

  

ネッシー棲息の可能性)

数年前にNHKのBSでネッシーに関する番組を放送していました。

NHKが真面目にネッシー を取り上げるというのも珍しいのですが、その番組を

おっさんは見ていました。

番組では、ネッシーのような巨大生物が生息するにはエサ、しかも大量のエサが必要です。

しかしネス湖の大きさとプランクトンや魚の生息数から判断すると、必要なエサの量が不足しているそうです。

そのため、ネス湖は、「ネッシーのような大型生物が生息できる環境ではない」ということでした。

ということでネッシー棲息の可能性は限りなく0に近いです。

   

(クッシーにイッシー)

おっさんが子供時代には年に1度くらいはネッシーの目撃談が話題になりました。

また日本でも北海道の屈斜路湖に謎の海洋生物がいてクッシーと名付けたり、鹿児島県の池田湖にもイッシーと呼ばれる巨大生物がいて、目撃談とか何度もTVや新聞で報じられていました。

おっさんが小学生の1970年代後半には、TBSのアフタヌーンショーなどよくTVで

目撃特集をやっていました。

クッシー目撃情報があった北海道の屈斜路湖

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下はイッシーがいるという池田湖。

おっさんは、鹿児島県の池田湖に行ったことがあります。

池田湖は九州最大の湖です。

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ここで数時間湖を眺めていましたが、当然クッシーには遭遇せず、クッシーの像の前で写真を撮って帰りました。

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  (最近ネッシーなどの話を聞かない)

それにしても、最近はクッシーにイッシーそして本家のネッシーの話題を耳にしませんねえ。

おっさんが子供の頃、特に1970年代は、ネッシーなどの写真撮影に成功とか、

映像に収めたとかよく耳にしていましたが。。。

21世紀・令和の今は、20世紀に比べ、ほとんどの人が携帯カメラを持っているので

当時以上に簡単に写真撮影ができる環境になっています。

さらに写真の技術も向上しています。

  

また、最近は3DやらAIやらも導入されて調査技術も格段に進化しているはずです。

 

そう考えるとネッシーなどの映像や写真があちこちで出てきてもおかしくないのですが

最近はそんな話を聞きません。

遺体すらあがったという話も耳にしません。

どこに行ったんでしょうか??

 

★小さいころネッシーやイッシー、クッシーの

TVや本に夢中になったせいか、

今でも湖を見ると恐竜がいるんじゃないかと

ワクワクします。

 

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・・・というわけで、4月21日は、

世界的に有名なネッシーの写真が

新聞に発表された日でした。