山口県下関市。ここには幕末に活躍した長州藩の高杉晋作に関する史跡が多いですが、櫻山神社(さくらやま じんじゃ)もその1つです。
櫻山神社は静かな高台にありました。
階段の途中、右側には、「七卿史跡」と書かれた碑が。
1863年に起きた8月18日の政変で京都を離れた七卿がこの地を訪れたことを示す石碑。
階段を登ると、櫻山神社社殿が。
ちょうど、この日は心地よい風が吹いていました。
(高杉晋作発案の招魂場)
神社の裏に幕末の志士たちを祭る招魂場がありここに志士の石柱がありました。
奇兵隊の他、膺懲隊、八幡隊、遊撃隊、整武隊、 清末藩 育英隊等諸隊士 38柱の霊標 391柱があります。
1863年に起きた馬関戦争で高杉晋作は長州藩により奇兵隊を結成します。
そして殉国の志士の神霊を祀る招魂場の創建を発議し1865年8月3日に完成します。
招魂場の正面中央には松下村塾の吉田松陰、その左右に高杉晋作と久坂玄瑞が並んでいました。
おっさんが手を置いているのが高杉晋作、その隣の他より高い石碑が吉田松陰。
(龍馬の奥さんも!!)
櫻山神社境内の左には坂本龍馬の奥さん:お龍さんの看板が!なぜ?
坂本龍馬の奥さんのお龍さんは、龍馬の死後に、櫻山招魂場にあった茶屋「あけぼの」にいたそうです。
【櫻山神社公式HP】
<<櫻山神社への行き方>>
下関駅からバスで7分「厚生病院前」バス停から徒歩で5分
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。
地図上のルートを押すと道案内をしてくれます】