須賀神社は、2016年(平成28年)に公開され、大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」のラストに登場する神社として有名です。
一時期は「聖地巡礼」ということで多くの人が訪れたそうです。
この須賀神社は、四谷三丁目駅から歩いて10分以内かつ四ツ谷駅からも歩いて10分と
いう立地条件の静かな場所にあります。
こちらの階段、映画で有名なシーンとなったこの階段を上った先に「東京四谷総鎮守
須賀神社」があります。
(「君の名は。」ラストシーン)
映画「君の名は。」のラストでは階段を階段を上った立花瀧が下る宮水三葉とがすれ違ったあとで お互いの事に気が付き、男の瀧が「あのお 俺、君を どこかで」というと 女性の三葉が「私も」と言い、お互いで「君の名前は」と同時に言う名シーンの
舞台としてこの須賀神社の階段が登場します。
上からこの坂を見下ろすと御覧の通り。結構階段数が多いです。
(須賀神社)
階段をのぼりきると神社があります。立派な作りです。
(平沼 騏一郎の皇紀2600年)
映画「君の名は。」もそうですが、おっさん的にしびれたのは、
階段の横の石碑です。
「須賀神社」と文字が刻まれたこの石、横には「皇紀2600年」の文字が!!
さらに裏を見ると1939年(昭和14年)8月23日に独ソ不可侵条約が結ばれたのを知り「欧州情勢は複雑怪奇」と総辞職した平沼 騏一郎の名が!!
歴史好きにはこれはシビれました!
(須賀神社)
須賀神社は江戸初期より四谷の地に鎮座する、四谷十八ヵ町の鎮守様です。
社名の須賀とは、須佐之男命が出雲の国の簸の川上に八俣の大蛇を討ち平らげ拾い
「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と宣り給いて、宮居を占め給いし故事 に
基づき名付けられた名称です。
江戸初期の1634年に赤坂の清水谷から稲荷神社を四谷に遷座した事に始まり、
1637年に、神田明神境内に鎮座していた日本橋大伝馬町の鎮守の牛頭天王社と合祀し、1868年(明治元年)に須賀神社と改称しました。
第二次世界大戦の戦禍で本殿、内陣宮殿、摂社天白稲荷神社以外は焼失し、戦後に
鉄筋コンクリートで再建されました。
毎年六月に行われるお祭りは、四谷の「天王祭り」と言われ、江戸の五大祭りの一つとして有名です。
(おっさん、須賀神社の夏越の大祓いに参加)
おっさんは、2019年(令和2年)6月30日に須賀神社で行われた夏越の大祓いに参加
しました。
その様子はこちらのブログに書きました。
【須賀神社公式HP】
<<須賀神社への行き方>>
四谷三丁目から徒歩で10分以内
住所:東京都新宿区須賀町5
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。
地図上のルートを押すと道案内をしてくれます】
映画「君の名は。」のエンディングの舞台になった
東京四谷・須賀神社、落ち着いた雰囲気ですよ。