これは原宿駅すぐ近くにある代々木公園の入り口に掲げられている看板です。
代々木公園は、2021年(令和3年)7月23日から開幕する東京五輪のパブリックビュー
イングの会場となるはずでした。
チケットが入手できないため五輪の会場に行けない人でもライブで大画面での五輪を
楽しんでもらおうという企画でした。
しかし、東京都は、代々木公園でのパブリックビューイングを中止することに
しました。
(中止の2つの理由)
せっかく日本で開催される五輪、その五輪を迫力ある大画面で皆でライブで応援しようというこの企画ですが、中止になったのは2つの理由からです。
まず「パブリックビューイング」をすると人が集まりが、コロナの感染が心配だからやめるそうですが、もともと五輪自体が人が集まるものなのですが・・・・・。
また東京都が警視庁や東京消防庁の職員向けのワクチンの接種を行いますが、全員の接種を速やかに終わらせるためには、代々木公園をオリンピックが開幕する7月23日以降も接種会場として使う必要があるということです。
この2つの理由のために、オリンピックの期間中、代々木公園での「パブリックビューイング」は実施しないそうです。
そしてパブリックビューイング会場は、そのまま新型コロナウイルスワクチンの接種
会場になるそうです。
しかし、代々木公園以外で予定しているパブリックビューイングの会場は、人が密集するのを避けるために、入場を事前予約制にして来場者を制限するなど感染対策をとることにしています。
なんとも・・・
おっさんは この代々木のパブリックビューイング会場に足を運び五輪気分を味わおうと考えていただけに、残念ですが、コロナだから仕方ありませんね。
東京五輪まで1か月を切りました。
正直、東京の街では五輪が開催するという雰囲気は感じません。
もともとは「震災復興五輪」だったはずなのに 気が付くと「コロナに打ち勝った
五輪」の様相に変わっているようです。
東京五輪が、コロナ禍で迷走しているようにも感じます。
新型コロナウイルスの影響で1年間延期された
東京五輪は、
2021年(令和3年)7月23日から8月8日までの17日間、
東京都を中心に開催されます。