1951年(昭和26年)7月4日、
開催されました。
(第1回オールスター第1戦)
オールスター戦は、当日午後2時過ぎに試合が始まりました。
試合時間は2時間近く5万人近くの観客が集まりました。
このときの第1戦の観客数・48,671人はオールスターゲームの最多入場者数記録です。
前年、日本一となった毎日オリオンズの湯浅禎夫がパリーグの総監督、セリーグは
前年セリーグ優勝の松竹ロビンスの監督だった小西得郎が勇退したために、2位だった名古屋ドラゴンズの天知俊一が率いました。
試合は1対2でセリーグの勝利。
勝ち投手は巨人の別所、負け投手は南海の江藤、MVPは巨人の川上が選ばれています。
当時の出場選手を見ますと・・セリーグのピッチャーは、金田正一、杉下茂、大島信雄、藤本英雄。野手は、川上哲治、小鶴誠、千葉茂。
パリーグでは、ピッチャーが、川崎徳次、関根潤三、野手は、別当薫、大下弘、飯田徳治、土井垣武さん、蔭山和夫、、、懐かしい名前がありますねえ。
今では、その多くの方が鬼門に入られています。
(第1回オールスター戦があった1951年:昭和26年)
この第1回オールスター戦が開かれた1951年(昭和26年)は、日本はGHQの占領下で、朝鮮半島では朝鮮戦争が起きていました。
この年のプロ野球のペナントレースは、セリーグでは巨人が優勝、パリーグでは南海が優勝しています。
そしてセリーグとパリーグの覇者が日本1を争って戦う日本シリーズは、この年は「日本ワールドシリーズ」という、わかったようなわからない名称で行われていて、4勝1敗で巨人が優勝しています。「日本」なのに「ワールド」??いったいどっちやねん??
「日本ワールドシリーズ」という名称、これは何なんでしょうか?
結局「日本ワールド・シリーズ」という訳がわからない名称は、1954年(昭和29年)には「日本シリーズ」と改められました。
ということで、
7月4日は、第1回プロ野球オールスター戦の
第1戦が行われた日です。