夏の花として有名なヒマワリ。
日本全国には、このヒマワリを敷き詰めたヒマワリ畑があります。
まあ、広い敷地です。
夏の空の青さとヒマワリの黄色。。いいですねええ・・。
(夏の風物詩・ヒマワリ畑)
北九州市若松区の有毛地区と安屋地区の国道495号沿いに点在するおよそ8ヘクタールの畑には、ヒマワリが植えられていて、満開を迎えています。
夏の日差しの中、満開の花が訪れた人を楽しませる光景は、この地域の夏の風物詩と
なっています。観光客も多かったですよ。
(なぜ?ヒマワリ畑??)
このヒマワリは鑑賞用としてだけではなく地力回復の効果も兼ね備えています。
と言うのは、この地域は、秋から翌年の春にかけて冬キャベツが特産です。
ヒマワリは、キャベツの収穫が終了した畑に、夏の期間に裏作みたいな関係で
植えられています。
なぜ、ヒマワリなのか・・・。
実はヒマワリは太い根が深く生える「直根型」と言われる花で、土を耕し酸欠のない
土壌と変える効果があります。
同時に、地中の栄養分であるリンを吸い上げるために、そのまま土に混ぜて耕せて
一緒に耕すことで作物の肥料となります。
つまりヒマワリは、キャベツの収穫が終了し、次の植え付けの時期までの間の空白期間に畑の土壌の地力回復と表土保全、栄養補給のために植えられるのです。
これを緑肥(りょくひ)といいます。
(緑肥)
緑肥は、畑に植えた植物を肥料として土壌に入れたまま耕す方法です。
明治初期までは緑肥は野草が主体でしたが、大正・昭和初期には、植物を栽培してそれを緑肥にする方法が使われるようになります。
春、田んぼにレンゲの花が咲く光景を目にした方も多いと思いますが、そのレンゲは
農家が緑肥用に栽培しているものです。
(見頃は8月上旬まで)
このヒマワリ畑ですが、ヒマワリは、種が出来る前の満開時に肥料にするために土といっしょに耕します(「鋤き込み」といいます)。
そのため、このヒマワリ畑は7月中旬から8月上旬までしか存在しません。
真夏の強い日差しが照りつけるなか、人々は、ヒマワリ畑の中で、一面に広がる黄色いヒマワリのじゅうたんの中に入りスマホで撮影するなど楽しんでいました。
(ひまわり動画)
30秒の動画です・下をクリックしてご覧ください
(撮影・編集・字幕・監修:おっさん)
レンタカーで行きましょう。
★有毛のヒマワリ畑がお勧めです
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります】
ヒマワリ畑、いいもんですよ!!