長い天皇家の歴史の中で2度天皇になった(重祚をした)天皇が2人います。
その斉明天皇が崩御したのが7月24日、しかも九州での崩御です。
(斉明天皇とは)
斉明天皇は、史上初の2度天皇になった女帝で、第 34代舒明天皇の皇后であり、
中大兄皇子(のち天智天皇) と,大海人皇子 (のち天武天皇) のお母さんです。
夫で第 34代舒明天皇がなくなると第35代皇極天皇として在位します(在位:642年- 645年)。
そして、645年、乙巳の変で蘇我氏本家が滅亡すると皇位を弟の軽皇子 (孝徳天皇) に
譲ります。
しかし孝徳天皇が没すると,飛鳥の地で重祚して第 37代斉明天皇となります。
第37代斉明天皇は在位期間が655年-661年です。
斉明天皇は、唐・新羅連合の攻撃に苦しむ百済の要請を受け、百済救援軍派遣の準備を進め、661には九州筑紫に出陣し朝倉宮を建設し、そこを都とし、朝鮮半島と出陣本拠地としました。
しかし、ここで病となり、7月24日に没します。
おっさんは、斉明天皇が都を置いたという九州福岡県朝倉橘広庭宮跡に行きました。
周囲は田んぼで、三連水車で有名な福岡県朝倉市の中心部からだいぶ離れた場所に
あり、自動車でないといけません。
今よりも交通事情がいいとは思えない飛鳥時代に、ここ朝倉に本当に都を置いたのか
疑問でした。
【朝倉橘広庭宮跡を訪問したときのブログはココ】
【あさくら観光協会公式サイトに書かれた 朝倉橘広庭宮跡】
<<朝倉橘広庭宮跡への行き方>>
ここは車で行きましょう
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります】
・・・というわけで7月24日は