日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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かもめの水兵さん歌碑

 

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童謡・かもめの水兵さんかもめのすいへいさん)は、武内俊子の作詞、河村光陽の作曲で1937年(昭和12年)に発表された明るい曲です。

 

(叔父の見送りでカモメを見て作詞)

この「かもめの水兵さん」の歌詞を作詞したきっかけは、作詞家の武内が1933年(昭和8年)に、ハワイに旅行する叔父を見送るために横浜港に行ったときに、夕日差す桟橋一帯にたくさんの白いカモメがいるのを見たことによるものです。

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叔父を見送った武内は、帰りの電車の中で頭に浮かんだ詩を書きとめます。

かもめの白い姿を、「白い帽子」を被って「白いシャツ」などの「白い服」を着た水兵になぞらえています。

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武内は、詩を書き終えるとすぐに作曲担当の河村光陽に連絡します。

歌詞を受けとった河村は、スラスラと曲を完成させたそうです。

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この「かもめの水兵さん」は、同じ山下公園に歌碑がある「赤い靴」に比べると非常に明るく軽快な音楽です。

この歌は、覚えやすいメロディやかわいらしい振り付けが好評であったため戦前と戦中の童謡のレコードとしては大ヒットしたそうです。

また運動会などの行事で踊った幼児や小学生も数多くいるとのことです。

 

神奈川県警察加賀町警察署公式HP かもめの水兵さんの碑】 

 

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(歌碑は4つ)

童謡「かもめの水兵さん」の歌碑は全国に4つあります。

武内の生誕地である広島県三原市宮浦公園前、河村の生誕地の福岡県田川市福智町

にある上野の里ふれあい交流館内、東京都文京区本駒込の河村の墓畔、そして竹内が

詩を思いついた横浜市山下公園の4カ所です。

 

<<横浜山下公園内 かもめの水兵さん歌碑への行き方>>

横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩4分、

・JR・横浜市営地下鉄関内駅から徒歩13分

住所:神奈川県横浜市中区山下町279

 

横浜港でひらめいた童謡「かもめの水兵さん」は、

現在世界11カ国で翻訳され歌われています。

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