大きなお椀。。。これに乗ったら気分は一寸法師。。。
そう、みんなが知っている童話・一寸法師、古くから親しまれている童話・一寸法師。
「その一寸法師の発祥の地が大阪にある!!」ということでその場に行ってきました!
今回訪れた場所は、大阪市住吉区にある住吉大社の種貸社(たねかししゃ)。
この神社が童話・一寸法師発祥の地ということです。
一寸法師発祥の地??!!いったい何??
一寸法師の話しは、小さい頃に聞いたことがあると思います
「一寸法師」の話しは、室町時代後期から江戸時代初期に作られた物語をまとめた挿絵入りの短編集の「御伽草子」には、「浦島太郎」などの童話とともに収められています。
その御伽草子によると、摂津の国の難波(なにわ)に住んでいたおじいさんとおばあさんが子どもを授かるために祈願したのが、ここ住吉大社。このように住吉大明神にお祈りして出来た子供が一寸法師。
さらに、成長した一寸法師が京に向かって船出した場所も、住吉大社近くの「住吉の浦」だったということから、ここが一寸法師発祥の地になりました。
神社の看板にも、“一寸法師発祥の地”と書かれています。
(一寸法師に関したものが・・)
一寸法師発祥の地ということで、この神社には、一寸法師にちなんだ物があります。
水のでる所、よおく見ると・・・
可愛くも勇ましい一寸法師が!!
きわめつけは、この茶碗。大きいですよ!!
小さい子供なんか喜んでこの茶碗にのっていましたよ!
(歴史ある種貸社)
種貸社(たねかししゃ)は、神功皇后によって創祀され1800年以上の歴史を誇る大阪市にある住吉神社の中にあります。
種貸社(たねかししゃ)は、全国の神社の一覧を記録した延喜式にも書かれている古い神社で、かつては大阪市住吉区中居町中2丁目45にありましたが16世紀に火事に
あい、ここ住吉大社内に移設されました。
(子宝と資金調達の神様)
この種貸社は、以前は多米社と呼ばれていたそうです。
種貸社という名前、さらにその前の多米社・・・??なんとも意味ありな名前です。
「種貸」や「多米」という言葉は「種子が1年後に増える」という意味で、このこと
から子宝に恵まれるとされる=資金調達と子宝の神様というわけです。
<<住吉大社 種貸社に行くには>>
アクセス 天王寺から阪堺線『住吉』下車徒歩2分、住吉神社内
是非、種貸社にも足を伸ばしましょう!!
おっさんも年甲斐もなくこの茶碗に乗って
一寸法師気分を味わいました!!