2021年(令和3年)11月19日(金)の夜、
月の一部が地球の影に入って欠けたように見える
部分月食があり、
おっさんも観測しました。
(午後4時半ごろから月食開始)
今回の皆既月食は午後4時半ごろから始まり午後7時50分ごろに部分食が終了するとの事で、ちょうど勤務が終了する時間帯となります。
そこでスマホ(アイフォンとアンドロイド)とデジカメとの3台体制で皆既月食撮影を狙いました。
しかし、ご存じのようにスマホで月を撮影するのは非常に困難です。
そこで今回は月撮影用のアプリをダウンロードし撮影に挑みましたが、なかなか綺麗に撮影できませんでした。
(最大食分0.978)
国立天文台によると、今回は午後6時すぎに最大食分(最も月が欠けたときの割合)が0.978と大変大きいのが特徴です。
これは月の直径の97.8%までが、地球の影に入ることを意味し、ほぼ皆既月食に近い
状態になります。
欠けた部分が真っ暗になるのではなく、皆既月食に似て赤銅色に輝いた月が夜空に浮かびました。
拡大したらこんな感じです。
(発見!!欠け方と満ち方が違う!!)
実際に観測しますと、欠けるときは左側から欠けて行きます。
そして97.8%まで欠けた時(最大食分)ほぼ暗くなりますが、その後は満ち始めます。
この満ち方が下からだんだんと満ちてきました。これ不思議ですね。
同天文台によると今回の部分月食は、今回よりも食分が大きくて、日本全国で食の最大が見られた部分月食は、1881(明治14)年12月6日以来、140年ぶりの「珍しい部分月食」でした。
(おまけ)
【2020年(令和2年)部分日食のブログ】
【2020 年(令和2年)11月30日ビーバームーン&半影月食の記事】
(次の皆既月食は来年2022年)
国内で月食が観測されるのは今年5月26日の皆既月食以来です。
次は2022年(令和4年)11月8日の皆既月食で、午後8時前後に全国で見ることができるそうです。
今回と同様にほとんどが影に入る部分月食は、2086年11月21日というので、凄く長生きしてもおっさんは無理ですなああ。