京都の観光地として有名な嵐山、
ここにある天龍寺に行ってきました。
天龍寺は、京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある臨済宗天龍寺派の大本山の寺院で、足利尊氏が開基した足利将軍家と桓武天皇にゆかりが深い寺です。
京都の禅寺を代表する格式高い寺院「京都五山」のひとつで、その中でも"第一位"に
数えられています。
また「古都京都の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録されています。
(庭園だけを拝観)
今回は時間の都合上、庭園だけを見ました。これだけでも十分です!
庭園の拝観料は大人500円でした。
(曹源池庭園)
今回、拝観したのは天龍寺の中にある「曹源池庭園(そうげんちていえん)」。
日本で最初に史跡・特別名勝に指定されました。
この庭園は、約700年前、臨済宗の僧侶で様々な庭園を造ったと伝えられる夢窓国師
(むそうこくし)が手がけたもので、曹源池という大きな池を巡る形で作られています。
この庭園は、嵐山や亀山など自然の景色を、その庭の一部であるかのように利用する「借景」を取り込んでいて、実に雄大な美しさです。
おっさんは、木製のベンチに座ってじっくりと景色を眺めて過ごしました。
いやあ、秋の紅葉の季節、この庭園は素晴らしく綺麗!!絵になります!美しい景色です!
自然を取り込んだ見事な庭園を眺めながら、風の音、小鳥のさえずり、木々の香りなどを全身で感じるのは実に雅で、時間を忘れるほどでした。
(天龍寺とは・・)
天龍寺のある場所は、平安時代に嵯峨天皇の皇后の橘嘉智子が開いた檀林寺があったところで、その後、後嵯峨天皇と皇子の亀山天皇が離宮を建て、亀山殿と名付けました。
そして南北朝時代に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔う目的で、亀山殿を寺院にしたのが、現在の天龍寺の始まりになります。
ちなみに日本史で出てくる天龍寺船は、この寺=天龍寺の造営のために貿易で資金を
得ようと室町幕府が元との貿易に使用した船のことです。
【天龍寺公式HP】
<<天龍寺>>
公開:3月21日~10月20日 8:30~17:30
公開:10月21日~3月20日 8:30~17:00
庭園拝観料は大人500円
電話:075-881-1235
秋の嵐山・天龍寺、その庭園に癒やされました~