東アジア最大規模を誇る横浜中華街。
この横浜中華街でブタまんととして有名な江戸清(えどせい)は、絶えず長蛇の行列ができている人気のお店です。
(※ブタまんは豚肉を入れた中華まんのことで、肉まんの呼ぶところもあります。)
この会長の高橋伸昌(たかはし のぶまさ)さんが、横浜中華街の活気を取り戻そうと奮闘中です。
(コロナの打撃を受けた横浜中華街)
横浜中華街は、神戸の南京町、長崎の新地と並ぶ日本三大中華街です。
横浜中華街は江戸時代末期の1866年からの歴史があり、およそ0.2平方キロメートルのエリアに約500店以上がひしめいている東アジアで最大規模の中華街です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、飲食店はいまだ大きな影響を受けていますが、横浜中華街も例外ではありません。
例年、年間2000万人が訪れていましたが、近年は新型コロナウイルスの影響を受けて
客足が遠のき、ここ1年で40店舗が廃業し苦境に立たされています。
シャッターが閉まったままのお店も見かけ、少々寂しさを感じました。
(江戸清の歴史)
その横浜中華街の中で長蛇の列を作る大人気のお店があります。
江戸清(えどせい)です。
江戸清は、横浜中華街のブタまんのお店として有名で、ブタまんを食べながら街を散策するという“食べ歩き”ブームの火付け役となりました。
江戸清は日清戦争が起きた年の1894年(明治27年)に横浜中華街に創業します。
現在、江戸清は、横浜中華街に3店舗がありますが、どのお店もにぎわっています。
(横浜中華街でブタまんと言えば江戸清)
中華街でブタまんと言えば江戸清。
価格は1個500円で、値段が高いなあという印象がありますが料金に見合うボリューム感と満足感です。
直径約11cm、高さは7cmで1個250g、コンビニの肉まんのおよそ2倍!
中には、国産豚肉、カニ、海老、野菜がずっしりと詰まっています。
しっとりとやわらかく、ほんのり甘い生地は、塩味ベースの餡にマッチしてタレを必要としません。
また、絶えず行列が出来ているので、常に出来たてを頂けます。
(楽天で手軽に購入できます)
「おいおい、せっかくおいしいブタまんを紹介してもらっても
横浜中華街まで行けないよお」
そんな方、ご安心ください、今は通販があります。
下の写真のように具がぎっしりと詰まっています。
下をクリックして楽天で購入しましょう。
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【江戸清 お店情報】
営業時間
[月~金]
10:30~19:00
[土・日・祝]
10:00~19:30
日曜営業
定休日
年中無休
【江戸清:公式HP】
この江戸清の会長、田中伸昌さんは、
横浜中華街組合のトップでもあり、
現在苦境にあえぐ横浜中華街の賑わいを取り戻そうと
奮闘しています。
高橋伸昌さんは慶応大学卒業後、1982年(昭和57年)野村證券に入社、その後、1994年(平成6年)に江戸清に入社します。
そして2000年に江戸清の4代目の社長になり2019年(令和元年)からは同社の会長です。
2020年から新型コロナウイルスによるインバウンド需要の減少、自粛による観光客の減少そして営業自粛で経営はなかなか好転の兆しが見えません。
そこで高橋会長はスーパーや量販店との取引拡大、弁当店などとの共同商品開発、宅配やネット販売など様々な取り組みに力を入れていきます。
また現在約四百店が加盟する「横浜中華街発展会協同組合」の理事長としても、横浜中華街にかつての活気を取り戻そうと尽力しています。
買い物などで訪れた客に感謝の気持ちを込めた「多謝(ありがとう)カード」を配りました。これは本を読むときに使うシオリのような紙に中国語と日本語で「ありがとう」のメッセージを書き、裏面には縁起の良い伝統工芸「中国結び」をデザインしています。
また中華街入り口の善隣門には「みんなありがとう」「がんばれ中華街」と書いた横断幕を掲げました。
これからも高橋伸昌さんの手腕に期待ですね。
<<江戸清 横浜中華街本店への行き方>>
みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩5分
JR根岸線石川町駅より徒歩8分
元町・中華街駅から405m
住所:神奈川県横浜市中区下町192
頑張れ‼横浜中華街!!