日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡)

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1月20日 生類憐れみの令 廃止決定

 

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江戸時代に作られたなんともあきれる法律「生類憐れみの令」。

その「生類憐れみの令」が1709年1月20日、廃止が決定されました。

 

(遺訓を守らず死後10日で廃止)

「生類憐れみの令」は、5代将軍徳川綱吉が制定して死後も守るように遺訓としたのですが、綱吉の次に将軍となった家宣が廃止に踏み切りました。

綱吉の死後わずか10日でした。

 

(生類憐れみの令とは)

生類憐れみの令は1つの法律ではありません。

綱吉時代の元禄期に出された多数のお触れの総称です。

 

仏教と儒教を重んじた綱吉が社会に仁義の精神を養う事を意図して発令したものでした。

17年前に犬を虐待した人を死刑にしたのを皮切りに、2年後には馬の愛護令、と中身が段々エスカレートしてきました。

また生類憐みの令の対象となったのは犬だけではなく、猫や鳥、さらには魚類貝類、

昆虫にまで,その殺生を禁じます。

食料用の魚類の販売も禁止され、釣船も禁止、蛇遣いなどの動物の見世物の禁止、金魚や亀の飼育も禁じられます。

さらに、うたた寝しているときに身体を駆け抜けたネズミを傷つけた人が牢屋に入れられています。まことにアホらしい法律です。

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(中野犬御用屋敷)

綱吉は戌年生まれのため、特に犬は「おいぬ様」と呼ばれ手厚く保護されました。

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武蔵中野には16万坪の土地に犬小屋が作られ、ここに犬を収納しますが、その犬小屋には最盛期には4万2千頭の犬がいたそうです。

現在のJR中野駅すぐ近くには当時犬小屋があり、「中野御用御屋敷」と呼ばれ、

そこには犬の像がありました。

【中野犬御用屋敷について書いたブログはココ】

 

(死後わずか10日で廃止)

あまりにも極端でしかも馬鹿らしいこの「生類憐れみの令」は、発案者の綱吉が遺訓にしたにもかかわらず、死後10日で廃止が決まります。

この生類憐れみの令の廃止で民衆はこれで必要以上に気を遣っていた不便な生活から

解放されると大歓迎しました。

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生類憐れみの令に関しては下の本が面白いですよ。

 
 

・・・ということで

1月20日

生類憐れみの令の廃止が決まった日です。

    

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