宮崎空港の西側の一角に、
「宮崎特攻基地慰霊碑」が建っています。
(特攻基地赤江飛行場)
宮崎空港は、太平洋戦争中は海軍の航空基地・赤江飛行場で宮崎海軍航空隊がありました。
戦争末期には、赤江飛行場は、特攻隊の出撃基地となり、ここからも海軍の特攻兵たちが飛び立っていきました。
下の写真は、宮崎特攻基地慰霊碑の案内板に書かれていた特攻で赤江を出撃した飛行機です。
(遺族や関係者が慰霊碑を建立)
1983年(昭和58年)、この赤江飛行場の近くに、元特攻隊員や遺族、地域住民らが「宮崎特攻基地慰霊碑」を建立しました。
海軍赤江飛行場から出撃した特攻隊員など385柱と宮崎出身者でここ以外の飛行場から
出撃した414柱の合計799柱の英霊が合祀されています。
敷地には鎮魂碑のほか赤江飛行場から出撃した隊員・宮崎県出身戦没者墓の名前が刻まれた碑がありました。
(今も残る当時の門柱)
霊碑の入り口には赤江飛行場発足当時の門柱が残っています。
これです。
現在、毎年4月の第一日曜日11時~12時30分には、宮崎特攻基地慰霊祭が開催されて
いるそうです。
【宮崎特攻基地慰霊碑奉賛会公式HP】
<<宮崎特攻基地慰霊碑への行き方>>
車で行く方がいいでしょう。
しかし
宮崎空港の西の外れにあるので空港から行くにはちょっと離れていますが、途中に道案内の看板があるので 散歩がてらに歩いて行くのもお勧めです。でも結構歩きます。
住所:宮崎県宮崎市大字本郷北方181−7
太平洋戦争で、志半ばで自らの命を捧げ祖国のために散っていった先輩方を決して忘れてはいけません