君もSKDに入ろう!!!
(1990年、おっさんが発案!)
SKD・・・いきなり来たら何のことかわかりませんよね
一世を風靡したあの歌劇団の事ではありません。
おっさんが社会人になった時に作ったグループです。
SKD=速攻帰宅同好会。
その頭文字、すなわち、速攻のS、帰宅のK 同好会のDを並べたらSKDです。
SKDの定義は、勤務時間になったら、一目散に会社を出る これです!
(SKD結成の背景)
おっさんは1990年(平成2年)に社会人になりました。
今みたいに、ワークライフバランスも働き方改革もない時代、大正製薬が発売した栄養ドリンク・リゲインの「24時間戦えますか」や「過労死が海外でKAROUSHIと通用した」時代です。
まだまだバブル時代の勢いがあり、さらに上司2人が単身赴任と家庭崩壊で、仕事仕事の日々。定時に帰るなんてことはできず、早くて夜8時半、仕事が立て込んだときは
日付が変わったり、明け方なんてこともありました。
たまに奇跡的に早く帰れそうになっても、家庭崩壊の上司が待ち構え「もう帰るの?飲みに行こう」と誘われ、「人の悪口をさんざん聞かされたうえで、飲み代は割り勘」というハードな状態でした。
そんな生活を数か月体験していくうちに「これは命を削りながら働いている。このままじゃいかん」と考えていると、同じように考えている同期が数人いました。
「定時退社」では、言葉にインパクトがありません。
そのとき、ひらめきました。
SKD=速攻帰宅同好会。
そこで、おっさんが音頭を取りSKDを結成しました。
(知恵と工夫でSKD!!)
SKDは、「用がないときは勤務終了時間になるとすぐに職場から消える」のです。
ポイントは
・明日以降できる仕事は今日やらない
・静かにフェードアウトする
脱出作戦も練りました。
普通に職場を去ると上司に止められる可能性があり、それはまずいので、事前に荷物を会議室などの職場ではない場所に置きます。
そして、勤務終了時間になると 手ぶらで職場を出て、途中で荷物をキャッチしてすぐに職場を離れました。
あと、よく使ったのが
事前に「今日は親が来るから定時で帰ります」
「取引先とあって直帰します」
と宣言するもの、これもアリです。
おっさんがSKDを結成して30年。。。
最近はワークライフバランスや働き方改革で、定時退社がしやすくなりました。
おっさんの友人で地方の市役所につとめる人は5時の就業時間が近づくと机の片付けをはじめ、4:57分くらいに階段をおり5時になった瞬間にタイムカードを押し、職場を去るそうです。
さすがにここまでは徹底できませんが、これは理想形です。
(早く帰ろうよ!!)
日本だと「残業する奴は頑張っている→偉い→仕事ができる人」というイメージが根強いですが、海外では「残業する人=無能」という風潮があります。
残業はなるべくやめましょう。。速攻で帰りましょう。
おっさんはおうちが好きで、家でのんびりテレビを見たり本を読んだり、気が合う仲間と酒を飲んだりカラオケをして騒ぎたいのです。
(みなさんもSKDに入りましょう!)
人生は長いように思えても短いです。
会社以外にやりたいことがありますし、会社だけの仕事人間だと寂しすぎます。
みなさん、SKDに入り、ソッコー帰宅して
自分の時間を有意義に過ごしましょう。
SKD加入条件はありません。
是非どうぞ!!