日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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鹿児島県指宿市で名物の砂むし風呂(砂風呂)を体験!

砂むし風呂(砂風呂)って知っていますか?

温泉地で砂の中に首だけ出して身体を埋めた形になり

全身を温める方法です。こんな感じです↓

 

砂蒸し風呂は、おっさんは写真で見たことがあるだけでしたが、

今回、鹿児島県指宿市(いぶすきし)で体験してきました。

 

(砂むし風呂で有名な鹿児島県指宿市)

鹿児島県指宿市は、砂むし風呂が有名な温泉地です。

ただ、指宿と言っても、なじみがない方も多いと思うので場所を地図で見ます。

「指宿」と書いて「いぶすき」と読み、御覧のように九州の南端にあり海に面しています。

指宿では、地下を流れる天然温泉が海岸の砂を温めるために、世界でも珍しい天然の

砂むし風呂を行なっています。

指宿温泉では、砂風呂のことを「砂むし風呂」と呼びます。

そのためこのブログでも「砂むし風呂」と表記します。

 

(砂むし会館「砂楽」で体験)

指宿温泉には、砂むし風呂が楽しめるスポットが多くありますが、今回、おっさんが

体験したのは、海に面した砂むし会館「砂楽」。

波打ち際での砂むし風呂を楽しめる日帰り温泉施設です。

この「砂楽」と言う名前は、鹿児島弁で歩きまわるに通ずる「さらく」を意味していて、観光客には、あちこちを「歩きまわり」ながら、「砂むし会館」に立ち寄り、浜辺で「砂」と「楽しみ」、砂むし温泉で楽に休養してほしい、また、地域の方々にも、もっと「気楽」に足を運び、「楽しんで」ほしい、という願いが込められているそうです。

 

2階部分に入り口と受付があります。

料金はこのようになっていました。

上から3番目の、砂むし+大浴場+浴衣の1100円コースがポピュラーのようです。

また別途、タオル代として200円が必要です。

 

(人生初の砂むし風呂を体験!)

それでは、人生初の砂むし風呂を体験します!!

まず、脱衣所で浴衣に着替えます(コインロッカーは無料です!)。

そして外に出て、海岸にある浜辺を囲った場所に徒歩で向かいます。所要時間1分程度。

おっさんが訪れた日は雨でしたが、ここは、全天候型の砂むし風呂なので大丈夫で

した。

そこに到着するとまず、係の人が頭に手ぬぐいを巻いてくれます。

これは髪の毛に砂が入らないためだそうです。

そして、ゴロンと横になったところに係の人がスコップで左右から砂をかぶせます。

砂は温泉で暖められたのか温かく、温かい砂に包まれていい気分です。

最後は顔だけを出した感じになります。

こんな感じです【砂むし風呂は撮影禁止なのでイメージ写真です】

砂むし風呂は、浴衣を着たまま40〜50℃の温かい砂を首から下の全身に掛けて全身を

包み込み、その温熱効果によって体を温める蒸し風呂の一種です。

温泉の熱で温められた砂の温熱効果と同時に砂に染み込んだ温泉成分を堪能できます。20分程度でいい汗をかくことができます。一般的な入浴の3倍近い発汗作用を得ることができると言われています。

初体験のおっさんも全身がゆっくりと温められて非常に気持ちよくいい感じでした。


身体の芯まで温まったら、砂を落として館内の温泉につかり身体を洗います。

髪の毛とか背中とかにけっこう細かい砂がついていました。ちなみにこの温泉は

古代化石海水の温泉らしく、しょっぱいですよ。

なお、建物の3階部分には展望台と食事をする場所があります。

 

砂むし風呂、戦前からも大人気のようでした。

【館内に飾ってあった1928年(昭和3年)当時の砂むし風呂】

 

1300円でじゅうぶんリラックスできました!


 【今回利用した 砂むし会館 砂楽公式HP】


<<砂むし会館 砂楽>>

JR鹿児島中央駅からJR指宿駅まで約1時間15分、下車後徒歩約17分

車の場合は、JR鹿児島中央駅から約1時間20分(普通車100台可能の駐車場有)

住所:鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18

 

[営業時間]8時30分~20時30分(21時閉館)※平日12時~13時は受付中止
[定休日]年中無休(7月・12月はメンテナンス休館あり)

※営業時間や定休日は電話して確認しましょう。

[料金]【大人】1100円【子ども】600円(浴衣込み)

 

海の波の音を聞きながら温かい砂に包まれ、

心身ともにリラックスできる砂蒸し温泉

これは、おすすめです!