毎年、夏になると、原爆投下や終戦の日があるためか、戦争番組の特集が組まれますね。あるいは新聞各紙が戦争特集企画を掲載しますね。
さて、もしこの夏、戦争のことをなんか調べようかなあ、戦争関係のドキュメンタリーを何か見たいなあ と思った方がいましたら、以下のDVDをお勧めします。
【①激動の記録】
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これは歴史的に貴重な映像のオンパレードです。
まだTVがない昭和戦前、映画は人々の娯楽の中心でした。
この「激動の記録」は、日中戦争下の1940年(昭和15年)から戦後まもない1951年(昭和26年)まで、日本映画社が制作し、映画館で毎週封切られていたニュース映画です。
この映像には真珠湾奇襲、シンガポール陥落、学徒出陣、沖縄戦、数々の特攻隊出撃、東京大空襲、原爆投下、終戦、ミズーリ号での降伏文書調印、史上初の外国の占領下、東京裁判、朝鮮戦争、帝銀事件、熊沢天皇など、歴史的事件や決定的瞬間が収められています。
映像はもちろんナレーションにも当時の背景や世相を感じることができます。
【②ドキュメント太平洋戦争】
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これも見応えがあります!
太平洋戦争でのそれぞれの日本の敗因を、戦場だけではなく軍や政府、当時の国際関係など様々な角度から検証しています。
【内容】
第1集 大日本帝国のアキレス腱 ~太平洋・シーレーン作戦~
第2集 敵を知らず己を知らず ~ガダルカナル~
第3集 エレクトロニクスが戦を制す ~マリアナ・サイパン~
第4集 責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~
第5集 踏みにじられた南の島 ~レイテ・フィリピン~
第6集 一億玉砕への道 ~日ソ終戦工作~
【③映像の世紀】
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個人撮影を含めた世界中に保存されている映像を集めたドキュメンタリー。 映像が持つリアルさ、迫力、が20世紀の人類が歩んできた社会を描きます。凄い迫力です。
歴史的か価値があるものです。
【④そのとき歴史が動いた 日中・太平洋戦争】
日中戦争から終戦までの歴史的出来事のターニングポイントを当時の状況や人々の思惑などを織り交ぜ分析します。これも面白いです。
1)満州事変 関東軍 独走す
「1931年(昭和6年)9月22日/関東軍、満州国建国案を作成」
(2)三国同盟締結 松岡洋右の誤算~ぼく一生の不覚~
「1940年(昭和15年)9月27日午後1時15分/日独伊三国同盟が締結される」
(3)「戦艦大和沈没~大艦巨砲主義の悲劇~
「1945年(昭和20年)4月7日午後2時23分/戦艦大和沈没の時」
(4)ラストエンペラー最後の日~「満州国」と皇帝・溥儀~
「1945年(昭和20年)8月18日/「満州国」崩壊」
(5)昭和天皇とマッカーサー・会見の時~日本を動かした1枚の写真~
「1945年(昭和20年)9月27日/昭和天皇とマッカーサー・初会見の時」
また、
マンガですが藤子不二雄の少年時代もお勧めします。
・・・・・・・・・ということで、
ドキュメンタリーを見て戦争のことを考えては
いかがでしょうか?
かつて日本が戦争の道を歩んだこと、
人々の暮らしがどうだったか、
日本で何が起きたかを振り返ってはいかがでしょうか・