福岡県北九州市・黒崎祇園山笠の
クライマックスを迎える解散式が
2022年(令和4年)7月25日の
19:00〜20:30に開催されました。
(山車が綺麗な黒崎祇園)
黒崎祇園山笠とは、毎年7月の3~4週目の中で4日間、福岡県北九州市八幡西区の岡田宮、春日神社、一宮神社に奉納される祇園祭です。
最終日の解散式は、それぞれの山車が豪華に通りを走り周るもので、JR黒崎駅前広場通りで行われました。
運行される山笠は黒崎祇園山笠保存会に所属する山寺、熊西、熊手一番、熊手二番、
熊手三番、藤田東、藤田西、東町の8基です。いずれも装飾されしかも電飾もあり
綺麗・豪華・見事の3拍子!
関ヶ原の合戦の陣太鼓の勇ましさを取り入れたと言われる祇園囃子は大太鼓、小太鼓、鉦のほかにほら貝が入り、独特の調子があります。
また、豪快に勢いよく走る姿っは勇ましく「 けんか山笠 」との別名があります。
車輪を軸に曳きまわす様は雄大です。
夜が更けて空が暗くなるにつれ山車の電飾が目立つようになり、凄く綺麗です。
(黒崎祇園山笠の歴史)
この黒崎祇園山笠は、鎌倉時代初期の1205年に、福岡県北九州市八幡西区にあった花尾城を拠点に一帯を支配していた麻生氏が、領内の除疫、豊穣を祈願して「祇園会」を
始めたことがきっかけだといわれています。
1976年(昭和51年)には福岡県の無形民俗文化財に指定されました。
きらびやかで、豪快で、勇ましいお祭り
黒崎祇園山笠
これぞ夏の祭り!!