日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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沖縄復帰50年 特別展「琉球」を見てきました(九州国立博物館)

2022年(令和4年)は
沖縄が日本に復帰して50年です。

福岡県太宰府市にある九州国立博物館では、
特別展「琉球」が開催されています。
そこで行ってきました!!


(日本に4つだけある国立歴史博物館)

今回訪れたのは福岡県太宰府市にある九州国立博物館。日本には、東京・京都・奈良、そしてここ太宰府と4か所に国立博物館があります。
太宰府市にある九州国立博物館は、ご覧のように何ともモダンな外観の建物です。

この九州国立博物館菅原道真で有名な太宰府天満宮の隣にあります。


琉球展)

2022年(令和4年)は沖縄がアメリカの占領から解放されて日本に復帰して50年です。
それを記念して九州国立博物館では特別展「琉球」が開催されました。

琉球・沖縄の事には興味があったので見てきました。

 

琉球王国とは)

琉球王国は、1429年から1879年(明治12年)までの450年間、琉球諸島を中心に存在した王国です。明の冊封体制に入る一方、日本にも使節を送っていました。
1609年には薩摩藩による琉球侵攻で薩摩の保護国状態になります。その地理的条件から、中国・日本・そして東南アジアの国々と貿易や交易・交流を行い栄えていきます。そして1879年(明治12年)の琉球処分で日本の沖縄県となります。

沖縄は1945年(昭和20年)にはアメリカに占領されますが1972年(昭和47年)には
日本に復帰します。


(特別展「琉球」)

特別展「琉球」は巡回展で2022年(令和4年)5月3日(火・祝)から6月26日(日)までは、
東京の国立博物館で開催されました。
2022年(令和4年)7月16日(土)から9月4日(日)までは九州太宰府九州国立博物館
開催されています。
この特別展示「琉球」では、琉球王国の成立や独自の文化の形成を紹介し、およそ400点の作品を展示しています。
出品リストはこちらです(開催中展示物の差し換えがあります)

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/pdf/Ryukyu_list_kyushu_J_0624.pdf


(国宝級を始めとする展示作品の数々)

琉球王国は、日本列島・中国大陸・東南アジアの中間という地の利を生かし、中継ぎ貿易で大きな利益を上げていきました。中国の明とは陶磁器や絹織物を独占的に輸入し、それを日本や東南アジアに輸出していました。そのため文化的に中国や日本・東南アジアの影響を受けています。特別展「琉球」では前述のように400点の作品が展示されています。
その多くは撮影禁止ですが一部撮影可能なものがありました。

ヤコイガイを使い綺麗な装飾を施した綺麗な箱もありました。
キラキラして鮮やかでした。

琉球染色の着物もありました。
暑い気候の沖縄にはこのような涼しそうな服が似合います。

そのほか重要文化財の鐘や国宝などもたくさんありました。
下の公式HPをクリックしパンフをご覧ください。


琉球王国が、中国・日本・東南アジアとの貿易や交流し

独自の文化や風習が生まれました。
その数々を見る事ができました。

また会場には2019年(平成31年)に焼失した首里城の復元CG映像も公開されています。


●特別展「琉球」では音声ガイドもあります。
音声ガイド貸出税込みは600円で音声ガイドの所要時間は約30分です。
音声ガイドナビゲーターは、沖縄出身の女優・仲間由紀恵さんです。

【沖縄復帰特別展「琉球」公式HP】


【特別展示「琉球」 九州国立博物館での展示】

開催期間:2022年(令和4年)7月16日(土)から9月4日(日)まで
開館時間:9:30~17:00
※毎週金・土曜日は午後8時まで夜間開館
※最終入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
当日券 大人1900円、大学高校生1200円、小学中学生800円

 

九州国立博物館への行き方
西鉄太宰府駅徒歩15分
車の場合は九州国立博物館には駐車場があり料金は 1日500円です
住所:〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL:050-5542ー8600

 

特別展「琉球」では、
沖縄の歴史・国宝・重要文化財に触れることができます。お勧めです!