2022年(令和4年)9月8日朝、
突然の訃報が駆け巡りました。
イギリスのエリザベス女王が96歳で崩御しました。
そこで翌日の9月10日(土)
山口県下関市にある
旧下関英国領事館に弔問に行きました。
(大英帝国の立派な建物)
旧下関英国領事館 は 関門海峡に面した山口県下関市関門海峡にある赤レンガの立派な
2階建ての建物です。さすが大英帝国!
近くで見るとモダンな造り。赤レンガがいい雰囲気を出しています。
(近くにいたので下関へ)
2022年(令和4年)9月9日(金)早朝、英国のエリザベス女王の死去の知らせを受けた
翌日、おっさんは福岡県北九州市小倉に行く用がありました。
その小倉の2駅先の下関駅(小倉→門司→下関で15分程度)には、旧英国領事館があり、そこでは亡くなったエリザベス女王の追悼が行われているということで、足を延ばして下関まで行きました。
(女王逝去を受け下関の旧英国領事館では・・)
女王の訃報に際し、イギリス国旗の半旗が掲げられました。
旧領事室。
英国領事の執務室を再現した部屋で領事が使用した椅子や執務机が有ります。
ここにエリザベス女王の肖像画の複製が飾られていて、その近くには、バラやユリの花が供えられていました。
肖像画の横のテーブルには記帳所も設けられていて、訪れた人が記帳していました。
(下関の旧英国領事館)
旧下関英国領事館ができた時代背景をみましょう。
1895年(明治28年)、日本は明治政府となり、初の外国との本格的な戦争となった日清戦争に勝利し山口県下関市で下関条約を結びます。
当時の駐日英国大使アーネスト・サトウが、西日本の交通・外交・経済の要所で、日清戦争では下関条約が結ばれた山口県下関市に、英国領事館を設置する重要性を英国本国に申し出をします。
そして1901年 (明治34年)9月13日、英国政府は下関赤間町26番地に領事館を開設しました 。
その翌年の1902年(明治35年)には、日本はイギリスと日英同盟を結びます。
1906年(明治39年)、領事業務の拡大に伴い、領事館が新たに建設され、これが現在
ある建物です。
【旧下関領事館の案内板に掲載されていた写真より】
玄関上部には復元された、英王室の紋章がありました。
旧下関英国領事館・赤レンガで作られたこの建物は、現存最古の領事館建築物です。
また日本には 函館、横浜、下関、長崎の4か所に旧英国領事館があります。
【旧下関英国領事館公式HP】
<<旧下関英国領事館への行き方>>
JR下関駅からサンデンバスで長府方面行に乗り唐戸(からと)下車
住所: 山口県下関市唐戸町4-11口県下関市唐戸町4-11山口県下関市唐戸町4-11
70年と言う英国歴代最長在位のエリザベス女王が
96才で逝去されました。
ご冥福をお祈りします。