師走の大祓式に参加（亀山八幡宮）

1年の後半の穢れを落とす
年越しの大祓式に
参加してきました。

（今年後半の祓いの儀式）

大祓（おおはらえ）は、日常生活で自然についた心身のけがれや罪を、祓い清めることをいいます。特に1年の半分が過ぎた6月と最終の12月が大きな節目とされるため、年二回「大祓式」が執り行われています。

2022年(令和4年）12月30日（金）16時に本州は山口県下関市にある亀山八幡宮で行われる師走の大祓式の招待状を頂きましたので参列してきました。

師走の大祓式。玉串料金は2000円です。

こちらが亀山八幡宮。

（人生初、師走の大祓式）
今回、おっさんは師走の大祓式は人生初参加でした。
なお、神事なので神事の最中の撮影は禁止です。お許しください。

今回、年越しの大祓式は神殿で行われ、参列者は、30人程度でした。

それでは流れを紹介します。

１，太鼓をたたき神事開始の挨拶

２，全員起立し神棚に一礼

３，宮司祝詞奏上
４，切麻・祓串撤下

切麻は「きりぬさ」と読みます。祓う時に使います。
祓串（はらいくし）は、これもみそぎにつかうものです。

５、宮司古式大祓詞奏上

６，切麻の儀

切麻は「きりぬさ」と読みます。払う時に使います。
下に書いたイラストのような紙でできた筒のようなものが各自に手渡しされます。
この中には、小さな正方形の紙（切麻）が入っています。
この切麻を各自が左肩→右肩→左肩にかけ、穢れを払い落とします。

７．祓串の儀

祓串（はらいくし）もみそぎにつかうものです。
小さな竹で作られた祓串が各自に手渡しされ、これを神棚の前＝神前に行き
この祓串で左肩→右肩→左肩と祓い、穢れを落とします。
そのあと、参列者一人一人が、各自の穢串を神前に奉納します。
そして二礼・二拍手・一礼をします。

８、祓物流棄の儀

宮司や参列者が奉納した祓串を奉書という紙に包み、部屋の外に持っていきます。

宮司にあとで聞いたところ、これは関門海峡に奉納するそうです。

９，修了の儀、宮司の挨拶

・・・こうして16時から始まった神事・大祓式は、16時45分に終了しました。

会場には、神事に使った切麻が残っていました。

（師走の大祓式は亀山八幡宮にて開催）

今回,師走の大祓式が行われた亀山八幡宮です。
ここは、馬関戦争やフグ、伊藤博文など色々な話があります。

2022年（令和4年）は6月には夏越の大祓にも参加しました。

日本で古くから伝わる神道の儀式・師走の大祓式。
厳かで良いものでした。