日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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神話の里 宮崎高千穂を歩く⑦ 天岩戸神社


古事記日本書紀に登場する天岩戸。
その天岩戸を御神体としてお祀りしている神社が天岩戸神社です。

 

記紀に書かれている天岩戸)

天岩戸、聞いたことがあると思いますが、ここで今一度おさらいします。

古事記日本書紀に書かれている内容を見ますと・・・。

神様たちが住む高天原で、天照大神アマテラスオオミカミ)は弟の素戔嗚命スサノオノミコト)が乱暴やら大暴れをするので、それに怒って、天岩戸の中に隠れてしまいます。

下の写真は、天岩戸神社の鳥居の前にあった天照大神像です。

太陽神である天照大神が天岩戸に隠れたために、この世は真っ暗になりました。そして作物が育たず、疫病が流行するなど災いが起きます。困った神々たちは、なんとか天照大御神を外に出そうと天安河原に集まり協議します。

そして天鈿女命(アメノウズメノミコト)が岩戸の前で裸同然で踊りはじめ、周りにいた神様達にウケて大騒ぎとなります。

外の大騒ぎが気になった天照大神は、何だろうかなあと戸を少しだけ開け外の様子を伺おうとします。

その時、怪力の手力男命が戸をこじあけて天照大御神を外に連れ出し、再びこの世に

明るさが戻り平和になりました・・というお話です。

 

天岩戸神社

この古事記日本書紀の神話の世界に登場する天岩戸が、天孫降臨の地・宮崎県高千穂町にあります。そしてその天岩戸を御神体としているのが天岩戸神社です。

 

天岩戸神社は東本宮と西本宮に別れています。

西本宮の川を挟んだ対岸に御神体の天岩戸があります。

天照皇大神が天岩戸から出て最初に住んだ場所をお参りしているのが東本宮です。

こちらは西本宮です。

 

(ご神体の天岩戸は拝観できる)

この西本宮の裏側には、天岩戸を拝むための「天岩戸遥拝所」が設置されています。

天岩戸神社御神体である天岩戸は、川をはさんだ対岸にありますが、神域であるため

一般の人が立ち入ることはできません。ここから見るだけです。

しかし天岩戸参拝時間は決まっていて、1人で自由に時間ができたから好きな時間に
見ようと思っても不可能です。神域なので見る時間が決まっていますし宮司さん同伴です。

参拝は無料で、朝9時から30分おきに16時40分まで15回あります。

参拝希望者は授与所の向かいにある屋根付きの休憩所の前に集合します。

お祓いを受け、宮司さんの案内で川沿いの崖の上に設けられた遥拝所に通してもらい、ここから対岸にある天岩戸を拝みます。

なお天岩戸は神域なので撮影は禁止です。

 

天岩戸神社 天岩戸遥拝所申込み】
受付時間 8時半~16時半に社務所で申し込み 無料

案内の時間 20分

 

天岩戸神社公式HP】


<<天岩戸神社への行き方>>

車で行くのがお勧めです。

宮崎市から約2時間
熊本市から約1時間55分

高千穂バスセンターから12分
高千穂神社から13分

住所 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073−1   電話:0982-74-8239  

神話で有名な天岩戸

その天岩戸を御神体とする神社が

実際に天孫降臨の地の宮崎・高千穂にあるんですねえ