新宿・早稲田にある穴八幡宮(あなはちまんぐう)。
一陽来復で有名な神社です。
(早稲田のすぐ近く)
穴八幡宮は、東西線の早稲田駅から歩いて3分ほどの距離で、諏訪通りと早稲田通りの合流地点にある赤い鳥居が鮮やかな大きな神社です。
この鳥居の下は亀になっています。
(1000年近い歴史がある神社)
穴八幡宮は、平安時代の1062年に源義家が兜と太刀を納めて祀ったのがはじまりと
され、商売繁盛や出世、開運にご利益がある神社として知られています。
1649年には社殿を含め数々の殿舎が竣工し見事な建物が次々と登場し徳川将軍家の祈願所としての規模も整い江戸屈指の大社として重んぜられました。下は寛永の頃の様子です、
(冬至祭)
穴八幡宮は「冬至祭」が有名です。この冬至祭は、冬至の日から翌年の節分の日までの約1ヶ月半の期間、「一陽来復(いちようらいふく)」のお守りを求めて全国から大勢の人が集まります。このように配布期間が長期に渡るものは珍しいそうです。
一陽来復とは、冬至を境に陰の気がきわまって陽の気に変わるということから、悪いことが続いた後には幸運に向かう、という意味があります。
「一陽来復」のお守りは、冬至、大晦日、節分の日のいずれか0時に、その年の恵方に向けてお供えします。
(流鏑馬)
また、この神社には、徳川8代将軍の徳川吉宗の頃から流鏑馬を伝えていて、戦時中には中止されたことがあるものの現在も続いているそうです。1728年、徳川吉宗が世嗣の疱瘡平癒祈願の為に流鏑馬を高田馬場で行い、これが将軍家奉納の穴八幡宮神事流鏑馬の初めとなりました。
【穴八幡宮公式HP】
<<穴八幡宮への行き方>>
早稲田駅から徒歩で3分
住所:東京都新宿区西早稲田2-1-11
新宿と言う大都会にある穴八幡宮。
色んな歴史がある神社です。